医療情報工学とシステムの構築に関する第3回国際シンポジウム(FHIES 2013)は、2013年8月21日から23日にマカオの国連大学国際ソフトウエア技術研究所(UNU-IIST)で開催されます。
医療のグローバルな課題に対処する際に、情報通信技術(ICT)がますます有効な役割を果たすようになってきたため、医療機器用ソフトウエアの使用が安全性と有効性に対する関心を高めてきました。医療情報システムの採用が拡大することで、大きな潜在的利益が得られますが、同時にセキュリティとプライバシー、そして患者の安全に対して重大なリスクが生じます。病院などの情報システムは、ワークフローのサポートと相互運用性という重要な問題も提起します。
一連のFHIESシンポジウムは、医療におけるソフトウエア集約的なICTシステムのモデル化、構築、認定を目的に、さまざまな学問の理論と方法論の開発と応用を目指す萌芽期の研究分野を奨励しようとしています。FHIESがとくに目標としているのは、開発途上国での医療ICTの利用を重点的に取り扱うよう明確に含めることです。
これまでFHIESシンポジウムは2011年に南アフリカのマバリングウェで、2012年にフランスのパリで開催されています。
詳しい情報につきましては、UNU-IIST のウェブサイトのFHIES 2013のページをご覧ください。