農山漁村との交流から新しい都市のかたちを創る
高度経済成長期以降、農山漁村は都市の「影」としての役割を負ってきました。旺盛な経済活動と創造的な現代文化を担う「動」の都市に対し、豊かな自然環境と伝統文化を守る「静」の農山漁村。その対照的な構図は、創造都市であり若者が集まる金沢と、高齢化が進む能登との間にも当てはまります。
農山漁村と都市には、絶え間ない交流と相互依存の上に成立してきた長い歴史がありました。しかし、それぞれの役割分担が固定化することで、農山漁村からは活力が奪われ、都市もまた疲弊しつつあるのではないでしょうか。
本シンポジウムでは自然環境と文化の相互関係を説明する「生物文化相互作用系」をキーワードに、新たな視点から都市と農山漁村の創造的相互関係について考えます。
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また、詳細については、国連大学高等研究所のウェブサイトを参照ください。
しいのき迎賓館 2Fガーデンルーム(石川県金沢市広坂 2-1-1)