プロスパーネット・スコーパス若手研究者賞は、アジア太平洋地域を拠点に持続可能な開発の分野で目覚ましい貢献を果たした若手の科学者を対象に毎年授与されます。さまざまな分野に贈られるこの賞は、持続可能な社会づくりを先導することが期待される若手研究者の業績を認め、そのキャリアを後押しすることで、持続可能な開発に関する研究を奨励しています。
2012年の若手研究者賞は、「Sustainable Infrastructure(持続可能なインフラ)」、「Sustainable Consumption and Production(持続可能な生産と消費 )」、「Health and Poverty Eradication for Sustainable Development(持続可能な開発のための公衆衛生および貧困根絶)」の3つの分野を対象に贈られます。各分野の受賞者は、賞金とアレクサンダー・フォン・フンボルト財団でのフェローシップが贈られます。2位と3位入賞者には、エルゼビアよりAir Macパソコンまたはスピーカーが贈られます。
3つの分野のファイナリスト各3名は、7月11日に国連大学本部で行われるシンポジウムで研究の成果を発表し、各分野の専門家からなるパネルが審査を行います。若手研究者にとっては、研究の成果を公の場で発表し、アカデミックな研究が実生活の改善や資源の有効活用にどのように役立っているかを示す場にもなります。
本セミナーの詳細については、国連大学高等研究所のウェブサイトをご参照ください。
国連大学本部 エリザベス・ローズ国際会議場