2012年10月、インド・ハイデラバードで生物多様性条約第11回締約国会議(CBD/COP 11)が開催されます。これを受け、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK)では、行政・学術関係者による講演やパネルディスカッションを通じてCBD/COP 11への関心を高め、理解を深める機会として、公開セミナーをシリーズで開催します。
生物多様性の保全と持続可能な利用に関する有効な手段として、CBD/COP 10ではSATOYAMAイニシアティブの推進が決議され、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)が発足しました。そこで、シリーズ第1回は、里山里海の国際動向について情報を共有するとともに、国際的な発信が期待される石川県の取り組みを紹介します。
また、6月にブラジルで開催された国連持続可能な開発会議(リオ+20)の成果や、IPSIの活動にも触れながら、昨年、世界農業遺産(GIAHS)として認定された「能登の里山里海」の意義やCBD/COP 11における貢献について検討します。
本セミナーの詳細については、国連大学高等研究所のウェブサイトを参照ください。
しいのき迎賓館 2Fガーデンルーム(金沢市広坂 2-1-1)