本セミナーは英語で行われます(日本語の通訳はございませんのでご了承ください)。
人と自然の相互作用により形成されてきた社会生態学的生産ランドスケープ(SEPLs: Socio-ecological Production Landscapes)は、人間の福利に資する様々な生態系サービスを提供してきましたが、近年高まり続ける環境危機と社会の急激な変化によって、その不安定さは増しつつあります。こうした中、このようなランドスケープの維持、活性化、再構築を考える際にレジリエンスの概念が重要であるという認識が高まっています。またさらに、この概念を指標という形に変換することにより、地域コミュニティによる、地域のレジリエンスの理解の向上とそれを強化する活動を後押しすることが必要不可欠です。
2011年より、バイオバーシティ・インターナショナルと国連大学高等研究所は共同で、社会生態学的生産ランドスケープのレジリエンスの指標開発と現地での試験適用に取り組んできました。これらの指標は、国連開発計画(UNDP)によって実施されている、生物多様性管理と持続可能な暮らしを地域コミュニティとともに向上させることを目指したCOMDEKSプロジェクトの中でも重要な役割を果たしています。
本セミナーでは、社会生態学的生産ランドスケープにおけるレジリエンスの指標に関するこれらの活動について紹介します。
イベントの詳細や参加のご登録は、UNU-IASのウェブサイトをご覧ください。
(参加のご登録は、左上のご登録ボタンからもどうぞ)。
国連大学高等研究所
横浜市西区みなとみらい 1-1-1
パシフィコ横浜
横浜国際協力センタ-6F