本セミナーは英語で行われます(日本語の通訳はございませんのでご了承ください)。
インドでは、病気や害虫、また最近では気候変動の影響により、毎年多くの主要作物に深刻な被害が出ています。農業生物多様性の生息域内保全は、それらの脅威に対する地域コミュ二ティの適応力を高めるのに有効な手段であると考えられています。農業や牧畜、林業、漁業などの営みを通じて地域コミュ二ティによって守られ育まれてきた遺伝的多様性は、食料安全保障の強化や現代農業の取り組みを進めていく上で非常に重要です。コミュ二ティによる農業ランドスケープの保全を国家戦略や行動計画に組み入れなければ、社会経済的に貴重な作物の遺伝的多様性を保護するという愛知ターゲットの目標13を、インドにおいて達成することは極めて難しいと考えられます。
本セミナーでは、農業における遺伝的多様性の劣化を食い止め、コミュ二ティによる保全の取り組みを強化させるための具体的な施策や戦略に焦点を合わせます。
イベントの詳細や参加のご登録は、UNU-IASのウェブサイトをご覧ください。
国連大学高等研究所
横浜市西区みなとみらい 1-1-1
パシフィコ横浜
横浜国際協力センタ-6F