経済学から見た生物多様性ガバナンス

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2012年6月4日    14:00 - 15:30
    場所:
    横浜市

    国連大学高等研究所では、2012年6月4日、ケント大学人類学と保全研究科のダグラス・C・マクミラン氏をお招きし、「保全上の矛盾管理―経済学から見た生物多様性ガバナンス」をテーマにセミナーを開催します。

    野生生物は国境を越えて自由に歩き回ることができ、優れた五感で自然や人類による変化に敏感に反応し、社会経済的動向によりその数も影響されるため、重要なガバナンス課題とされています。生物多様性保全のためレジリエントで持続可能なガバナンス構造は必要ではあるが、そのような構造は難しい課題でもあります。生物多様性ガバナンスは絶え間なく変化しているにもかかわらず、国家および国際政策においては法律や経済対策が規範的なアプローチです。このセミナーでは、韓国の捕鯨、バングラデシュのトラ密猟、スコットランドの農地における野生鵞鳥の保護を事例として、両アプローチの持続可能性および回復力について考えます。また、生物多様性ガバナンスは、保全に関する矛盾の原因である人類中心の原動力を認識および反映し、コスト効率の良いより複雑および混合方の枠組みを必要としています。

    なお、セミナーは英語で行われ、日本語の通訳はございませんのでご了承ください。

    詳細、参加登録につきましては、UNU-IASのウェブサイトをご覧ください。

  • 国際連合大学高等研究所
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