本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は日本外務省とともに、ジョン・W・アッシュ第68回国連総会議長による講演、「ポスト2015年開発アジェンダ:土台作り!」を開催いたします。
アッシュ議長は、自らの議長という立場および第68回総会を通じ、国連加盟国や関連ステークホルダーに対して働きかけを行い、ポスト2015年開発アジェンダのための「土台作り」に尽力しています。国際社会のコンセンサスの形成を促進し、ポスト2015年の最終的な目標を確立するため、アッシュ議長とそのチームは、2014年上半期に一連のハイレベル会議とテーマ別討論の開催を予定しています。
こうしたイベントに合わせて、今回の国連大学での特別講演は、ポスト2015年開発アジェンダの議論に影響を及ぼす緊急性の高い地球規模の諸問題について見直すものとなります。30分間の講演では、包括的なポスト2015年開発アジェンダの必要性に着目しながら、女性、若者、市民社会による重要な貢献を明らかにし、人権、平和構築、法の統治に対するコミットメントの進捗状況について評価します。
このイベントは、ポスト2015年開発アジェンダに関するアッシュ議長のビジョンについて知る貴重な機会になるでしょう。さまざまな国際交渉の場および持続可能な開発に関する活動の第一線で数十年におよぶ経験を積んできた議長は、このテーマにおける第一人者です。
講演の後、30分間の質疑応答が予定されており、参加者はアッシュ議長と交流することができます。
入場は無料ですが、事前登録が必要です(4月1日締め切り)。参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
ジョン・W・アッシュ第68回国連総会議長は、カリブ海のアンティグア・バーブーダ出身で、1989年から1995年まで同国の国連政府代表部の科学担当官、参事官、公使参事官、1995年から2004年まで同国の国連常駐副代表を務めました。重要な国連環境協定の多くの運営機関で指導的役割を担ってきたほか、2010年には国連開発計画、国連人口基金、国連プロジェクト・サービス機関の執行理事会議長、また国連児童基金執行理事会議長(2012年)をはじめとして、国連の主要な基金やプログラムの運営委員会の委員を務めてきました。2004年には国連持続可能な開発委員会第13回会合(CSD-13)で議長、2012年には国連持続可能な開発会議(リオ+20)で共同議長を務めました。2007年、世界規模で外交的役割を果たしてきたことが評価され、英国女王エリザベス二世より聖マイケル・聖ジョージ勲章が授与されました。
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