第2回野口英世アフリカ賞受賞者である、ピーター・ピオット博士(ベルギー)とアレックス・G・コウティーノ博士(ウガンダ)が、2013年6月4日に国連大学にて受賞記念講演を行います。
日本政府は、野口英世博士の医学の発展への貢献と、アフリカにおける献身的な活動を記念し、2006年7月に野口英世アフリカ賞を創設しました。アフリカにおける感染症や、その他の疾病に関する問題を解決するための医学研究と医療活動の2つの分野において、著しい成果を挙げられた方々へ賞を授与します。
医学研究分野の受賞者であるピーター・ピオット博士(ベルギー)は、常に活動の拠点をアフリカに置き、近年のアフリカにおいて最も致死率の高い二つの感染症であるHIV/エイズとエボラ出血熱をはじめとして、クラミジア、結核および淋病を含む、アフリカ大陸の多くの地域に存在する疾病についての中心的な研究を行いました。現在はイギリスのロンドン大学衛生・熱帯医学大学院(イギリス)の学長として活躍しています。
医療活動部門の受賞者であるアレックス・G・コウティーノ博士(ウガンダ)は、HIV感染者が治療を受ける機会を増やす先駆的な活動を行いました。現在はウガンダのマケレレ大学感染症研究所の所長として活躍しています。
入場は無料ですが、事前登録が必要です(6月3日締切り)。上部の登録ボタンをクリックし、オンライン登録フォームへアクセスして下さい。
野口英世アフリカ賞については、内閣府のホームページをご覧ください。
国連大学本部 ウ・タント国際会議場
東京都渋谷区神宮前5-53-70