国連大学対談シリーズ「米国の外交政策: オバマ大統領の信念とは?」

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2015年3月11日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学はジャーナリストのジェームズ・トラウブ氏との対談、「US Foreign Policy: What Does Barack Obama Believe?(米国の外交政策: オバマ大統領の信念とは?)」を開催いたします。

    バラク・オバマ米国大統領の外交政策は、その政策を「現実主義者」か「理想主義者」かというお馴染みの分類わけにあてはめようとすると人々を困惑させ、また失望させてきました。今ではオバマ大統領のことを「孤立主義者」と呼ぶ人さえいます。では、オバマ政権の政策目標とその成果の間には、どのような仕掛けと真実が隠れているのでしょうか。

    ジェームズ・トラウブ氏は、デイビッド・マローン国連大学学長とともに、オバマ大統領の外交政策の本質と評価について検証します。対談では、米国のイメージを変えて、気候変動や核兵器不拡散、脆弱な国家の支援などのグローバルな問題で画期的な進展を実現したいという、大統領が初期に抱いていた野心と、そうした取り組みが直面する国内外での困難について検証し、その後の政策がこうした困難への反応(ことによると過剰反応)なのだろうかという問いを提起します。

    国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者 に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てく ださい。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です(3月10日(火)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    ジェームズ・トラウブ氏は国際問題を専門とするジャーナリストです。現在はforeignpolicy.comでコラムを担当し、寄稿しています。1993年から1998年にかけてニューヨーカー誌のスタッフライターを務め、1998年から2011年にはニューヨーク・タイムズ・マガジンの寄稿ライターでした。近年は、アフガニスタン、アンゴラ、コンゴ、エジプト、グルジア、ギニアビサウ、ハイチ、イラン、イラク、コソボ、パキスタン、シエラレオネ、スーダンなどから報道を行っています。

    トラウブ氏は国内政治、都市問題、教育についても幅広く執筆しています。近著は、『The Freedom Agenda: Why America Must Spread Democracy (Just Not The Way Bush Did)(自由というアジェンダ:なぜ米国は民主主義を広げなければならないのか(ブッシュとは違うやり方で))』です。2006年には『The Best Intentions: Kofi Annan and the UN in the Era of American World Power(最善の意図:世界大国・米国の時代におけるコフィ・アナンと国連)』が出版されました。現在は第6代米国大統領ジョン・クインシー・アダムズの伝記の執筆を終えたばかりで、この伝記はベーシック・ブックスから出版される予定です。

    トラウブ氏はニューヨーク大学アブダビ校で、米国の外交政策と国家建設に関する講義を行っています。また、カーネギー倫理・国際関係協議会における公開対談の倫理問題シリーズを主催しています。ニューヨーク大学国際協力センターのフェローであり、外交問題評議会のメンバーでもあります。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 レセプションホール 2階