本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は、センター・フォー・アメリカン・プログレス(Center for American Progress)の上級研究員であるグレン・S・フクシマ氏との対談「America’s Asia Policy: Wither the Asia Pivot/Rebalance?(米国のアジア政策:アジア回帰・リバランス政策は萎縮?)」を開催いたします。
米国のオバマ政権は2012年に「アジア回帰」政策(のちに「アジア・リバランス(再均衡)」政策と改名)を発表し、成長著しいアジア太平洋地域に地政学的戦略の軸足を置くことを示しました。この政策は当時、称賛と非難の声を含め、さまざまな解釈や反応を引き起こしました。しかしこの発表から2年が経ち、オバマ政権内では最近、国務長官および国家安全保障担当大統領補佐官などが交代したこと、またエジプトやシリア、イラン、クリミア半島、ウクライナなど、世界の他の地域に米国の注意を向ける必要があることから、この政策はすでに行き詰まっているという声も一部にあります。
グレン・S・フクシマ氏はデイビッド・マローン国連大学学長とともに、この「アジア回帰/リバランス」政策のさまざまな解釈、目的、そして意味合いについて話し合います。米国通商代表部の元高官であり、国際的な企業の幹部としての経験も持ち、日米関係における重要人物であるフクシマ氏が、30年にわたる自身のアジアでの経験と、ワシントンD.C.にある著名シンクタンクでの現在のポジションに基づいた視点を提示します。
国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です(9月8日(月)締め切り)。
参加のご登録は、以下のリンクからお願いいたします。
http://unu-mc.org/civicrm/event/register?reset=1&id=186
対談者の略歴につきましては、英語ウェブサイトをご覧ください。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 レセプションホール 2階