本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は、セン教授およびロスチャイルド教授をお招きし、国連大学学長との対談「UNU 40th Anniversary Special Conversation (国連大学創立40周年記念特別対談)」を開催いたします。
アマルティア・セン教授はノーベル経済学賞受賞者であり、トリニティ・カレッジ (ケンブリッジ大学)のフェローを務め、ハーバード大学の教授でもあります。エマ・ロスチャイルド教授もまたハーバード大学の教授を務め、モードリン・カレッジ(ケンブリッジ大学)のフェローであり、経済学的思考の歴史における専門家です。
今回は、セン教授とロスチャイルド教授が、国連大学学長のデイビッド・マローン博士とともに、歴史と、過去および現在の経済発展にともなう国や大陸の歴史的経験との関連性について話し合います。
この対談は、天皇皇后両陛下による10月末の国連大学ご訪問など、国連大学の創立40年を記念して行われたいくつかのイベントの締めくくりとして開催されます。
国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者 に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てく ださい。
入場は無料ですが、事前登録が必要です(12月21日(月)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
アマルティア・セン博士は、高い評価を受けている経済学者で、20冊を超える著書と数多くの記事を発表し、経済学、哲学、およびより幅広い社会科学に多大な貢献をしています。2004年からハーバード大学で経済学と哲学の教授を務めるとともに、トーマス・W・ラモント・ユニバーシティ・プロフェッサーの任についています。1998年には、社会的選択、福祉の測定、貧困についての研究を通じた厚生経済学への貢献により、ノーベル経済学賞を受賞しました。
2004年まで、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの学寮長をアジア人として初めて務めました。また、デリー・スクール・オブ・エコノミクス、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、オックスフォード大学でも教鞭をとりました。
エマ・ロスチャイルド博士は、経済史と経済思想史に関する幅広い著作を発表しています。ハーバード大学ジェレミー&ジェーン・ノウルズ歴史学教授、および、ハーバード大学とケンブリッジ大学モードリン・カレッジの歴史学・経済学共同研究センター(Joint Centre for History and Economics)の所長を務めています。ロスチャイルド博士はその研究を通じて、経済学と歴史学という2つの領域の橋渡しをし、歴史的な視点から時事経済問題についての新たな洞察を得ようと努めてきました。
その著書には、「Economic Sentiments: Adam Smith, Condorcet and the Enlightenment(経済的センチメント:アダム・スミス、コンドルセ、および啓発)」(2001年)や、「The Inner Life of Empires: An Eighteenth-Century History(帝国の内情:18世紀の歴史)」(2011年)などがあります。
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国連大学 2階 レセプションホール