国連大学対談シリーズ「シンクタンク:その存在意義とは?」

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2015年1月16日    18:30 - 19:30

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学は、国際ガバナンス・イノベーションセンター総裁のロヒントン・メドーラ博士との対談、「Think Tanks: What Are They Good For?シンクタンク:その存在意義とは?)」を開催いたします。

    シンクタンクは政策や世論に影響を与えることを仕事としています。そしてその仕事は、証拠を整理し、それを積極的に社会に広め、意思決定者と関わることによってなし遂げられます。最終的にシンクタンクにとっての成功は、与えた影響の大きさによって決まります。しかしその達成方法や、巧妙さ、目的は、シンクタンクによって大きく異なります。ワシントンに多大な影響力を持つシンクタンクが数多くあるのは知られていますが、東京にもたくさんの優れたシンクタンクがあります。

    ロヒントン・メドーラ博士は、デイビッド・マローン国連大学学長との対談の中で、シンクタンクの多様な役割や目的、そして戦略について検証します。メドーラ博士は数年前、ゲイツ財団とヒューレット財団、およびカナダ・オランダ・英国政府の支援を受け、アフリカ・ラテンアメリカ・アジアの有望なシンクタンクに資金を提供する世界的イニシアティブの陣頭指揮を執りました。対談では、世界中でシンクタンクを支援し、率いてきたメドーラ博士の経験をもとに、政策に影響を及ぼすうえでの課題、ならびに効果的な研究プログラム、明確なビジョン、信頼できる財源、有能なリーダーなど、成功する組織の要素を探ります。

    国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です(1月15日(木)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    ロヒントン・メドーラ博士は、ウォータールー(カナダ、オンタリオ州)に拠点を置く無党派シンクタンク、国際ガバナンス・イノベーションセンター(CIGI)の総裁です。CIGIの研究プログラムの主題は、世界経済、世界の安全保障と政治、および国際法です。またメドーラ博士は過去に、カナダの国際開発研究センターでプログラム部長を務めていました。1988年にトロント大学で経済学博士号を取得した後、同大学で長年にわたり教鞭を執りました。メドーラ博士の専門分野は、金融・貿易政策、国際経済関係、および援助の有効性です。最近の著作には、開発思想・慣行、カナダの対アフリカ関係、国際金融システムにおけるカナダの役割に関する共編書などがあります。また、Institute for New Economic Thinking(新経済思想研究所)Partnership for African Social and Governance Research(アフリカ社会・ガバナンス研究パートナーシップ)の理事も務めています。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 レセプションホール 2階