国連大学 対談シリーズ「国連大学本部ビル:国際的なポストモダニズムを反映したアイコニックな建築」

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2023年1月18日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    ドイツ連邦共和国美術展示館(Bundeskunsthalle)のアーティスティック・ディレクター、エーファ・クラウス博士との対談「国連大学本部ビル:国際的なポストモダニズムを反映したアイコニックな建築」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2023年1月18日(水)18:30-19:30
    ・場所:国連大学本部1Fアネックススペース
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2023年1月17日(火)15:00

    東京に所在する国連大学本部の建物は、日本の建設設計事務所、丹下都市建築設計により設計され、1992年に完成しました。建物のデザインは建設前の四半世紀を反映しています。日本における急速な発展や、変動する地政学、そして世界における教育、建築、ファッション、音楽、グラフィック・デザインの分野におけるさまざまな重要な進展が見られたポストモダニズムの時代でした。

    時は過ぎ、ポストモダニズムは今、再び議論の的となっています。1980年以降に生まれたインテリ層、とりわけアーティストやデザイナーが、芸術、理論、建築、デザインなどで奇抜で刺激的な表現に回帰する一方、保守的な作家は、ポストモダニズムが虚無主義(ニヒリズム)的であり、ポピュリズムへの道を開いたと批判します。

    今回の対談では、エーファ・クラウス博士が国連大学のデイビッド・マローン学長とともに、今日そして歴史的にポストモダニズムが果たした国際的な役割を掘り下げます。ポストモダニズムの原理と、国連大学本部やドイツ・ボンにあるドイツ連邦共和国美術展示館の建物とのつながりを中心に議論することで、同時に日本の建築や文化が西洋に与えた影響やその逆についても考察します。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です(1月17日(火)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    エーファ・クラウス博士は、2020年8月からボンにあるドイツ連邦共和国美術展示館のアーティスティック・ディレクターを務めています。過去には、ニュルンベルク新美術館や、シュタインレ現代ギャラリー(ミュンヘン)、フリードリヒ・キースラー私立財団(ウィーン)などのディレクターを務めました。

  • 〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学本部1Fアネックススペース