国連大学対談シリーズ「混迷期の国連」

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2019年3月4日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学では、3月4日、オックスフォード大学べリオール・カレッジの国際関係論上級研究員で名誉研究員でもあるアダム・ロバーツ氏との対談「混迷期の国連」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2019年3月4日(月)18:30-19:30
    ・場所:国連大学本部1Fアネックス・スペース
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2019年3月3日(日)

    この10年間、一般市民による国連に対する信頼は揺らいできました。国連安全保障理事会が(シリアとイエメンを含む)いくつかの危機に対応できていないこと、数カ国の政府が多国間主義に対する批判を強めていること、さらには国連平和維持要員を標的とする攻撃が増えていることが相まって、国連の役割と主要目的が課題に直面しています。一方で、2030アジェンダや17の持続可能な開発目標、2015年の気候変動に関するパリ協定など、加盟国が協調する事例もあります。しかしながら、大量破壊兵器の拡散や組織的犯罪、テロリズムなど、新たな安全上の脅威への適応に関する国連の能力については、不安が広がっています。加盟国は、自らが直面する課題の大きさを把握しているのでしょうか。大国間の緊張状態は、国際協力にどのような影響を与えているのでしょうか。現在の地政学的環境において、国連はどのような役割を果たせるのでしょうか。

    今回の対談では、ロバーツ氏が国連大学(UNU)のデイビッド・M・マローン学長とともに、国連が直面している課題、また大国間の対立や多国間主義の後退という地政学的環境における国連の将来的な役割について話し合います。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    対談は英語のみで開催いたします。入場は無料ですが、事前登録が必要です。(3月3日(日))締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    アダム・ロバーツ氏はオックスフォード大学べリオール・カレッジで、国際関係論上級研究員と名誉研究員を務めています。それ以前は、1986年から2007年にかけオックスフォード大学モンタギュー・バートン国際関係論教授、2009年から2013年にかけては英国学士院長を歴任しました。また、国際関係の分野で数々の審議会、協議会、研究所、学会のメンバーも務めています。2002年には、国際関係論の研究と実践への貢献を評価され、聖マイケル・聖ジョージ勲章ナイトコマンダーの叙勲を受けました。さらに、キングス・カレッジ・ロンドン、アバディーン大学、青山学院大学、バース大学からも名誉博士号を授与されています。

    ロバーツ氏は,オックスフォード大学で近代史学士号を最初の学位として取得しました。趣味は登山とサイクリング。

  • 〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学本部1Fアネックス・スペース