本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学では5月23日、プリンストン大学近東学教授のバーナード・ヘイケル氏との対談「サウジアラビアの変革と中東の地政学」を開催いたします。ぜひご参加ください。
日時:2018年5月23日(水)18:30-19:30
場所:国連大学本部2Fレセプションホール
言語:英語
参加費:無料
締切:2018年5月22日(火)
2017年は、中東にとって激動の年となりました。しかし、シリア内戦や米国の中東政策、イラクでのISIL(イラク・レバントのイスラム国)掃討のニュースが見出しを飾る中で、今後数十年にわたって大きな影響を及ぼしかねない動きがもう1つあります。それは、サウジアラビア王国で生じている、かつてないほど重大な政治的、社会的、経済的変容です。若き指導者として頭角を現してきたムハンマド・ビン・サルマン皇太子が発表した「サウジ・ビジョン2030」は、サウジアラビアに対して全世界が抱くイメージと相容れない数多くの変革の前兆となる可能性があります。このビジョンは実を結ぶのでしょうか。もしそうだとすれば、この変革は中東全体でどのような反響を呼ぶのでしょうか。
今回の対談では、ヘイケル教授が国連大学政策研究センター(UNU-CPR)のカール・サリフ研究員とともに、サウジアラビアの変革、その成功の見通しと、それが脆弱な地域や世界全体に及ぼす影響について語ります。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(5月22日(火)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
対談者について
プリンストン大学で近東学教授を務めるバーナード・ヘイケル氏は、同大学で近東研究プログラム責任者と現代中東超域研究所長も兼務しています。ヘイケル教授は、著名なアラビア半島研究者として、米国、英国、サウジアラビア、カタール各国の政府顧問を務めた経験の持ち主です。また、アラビア財団諮問委員会議長にも就任しているほか、活字・放送メディアにも頻繁に寄稿、出演しています。
ヘイケル教授はオックスフォード大学で東洋研究哲学博士号を取得しており、『転機を迎えたサウジアラビア(Saudi Arabia in Transition)』(2014年)や『イスラムの再生と改革(Revival and Reform in Islam)』(2003年)をはじめ、数点の研究書の著者、編者としても高い評価を得ています。
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国連大学 2階レセプションホール