国連大学対談シリーズ「アジアの台頭と欧米への反乱:回顧的展望」

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2015年3月2日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学は、インド出身の著述家、パンカジ・ミシュラ氏との対談「The Rise of Asia and the Revolt Against the West: A Retrospective View(アジアの台頭と欧米への反乱:回顧的展望)」を開催いたします。

    20世紀の重要な政治イベントであった脱植民地化により、現在の世界の形がおおまかに形成され、中国とインドが台頭する土台が作られました。半世紀以上が経過しましたが、脱植民地化にはどのような成功と失敗があったのでしょうか。また、それらは世界全体にどんな意味を持つのでしょうか。

    パンカジ・ミシュラ氏はデイビッド・マローン国連大学学長とともに、欧米の帝国主義に対するアジアの対応と、それが知的、政治的、社会経済的な欧米離れに与えた影響について話し合います。ミシュラ氏の、いずれも評判の最近の著書『アジア再興:帝国主義に挑んだ志士たち(From the Ruins of Empire)』と 『A Great Clamour: Encounters with China and its Neighbours(大いなる喧噪:中国とその近隣諸国との出会い)』を通して、アジアの植民地経験、それがもたらした打撃、抵抗して相次いで生まれた思想について明らかにします。こうした思想は、長らく抱かれていた西欧列強の考え方に異を唱えるものであり、今や中国共産党からアルカイダ、インドのナショナリズム、ムスリム同胞団にいたるさまざまなイデオロギーを支えています。

    国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です(3月1日(日)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    パンカジ・ミシュラ氏は1969年にインド北部で生まれました。アラハバード大学で商学士号を、ニューデリーのジャワハルラル・ネルー大学大学院で英文学修士号を取得しました。

    1992年にヒマラヤ山脈の村、マショブラに移り、インディアン・レビュー・オブ・ブックス、インディア・マガジン、パイオニア紙に文学論や書評の寄稿を始めました。最初の著作となった旅行記、『Butter Chicken in Ludhiana: Travels in Small Town India(ルディアーナのバターチキン:インドの小さな町を旅して)』(1995年)では、グローバル化という新しい流れの中でのインドの社会と文化の変化を描きました。小説『The Romantics(ザ・ロマンティクス)』(2000年)は、異文化の中で充足感を求める人々の姿を風刺的に描いた物語で、ロサンゼルスタイムズのアート・サイデンバウム・アワード・フォー・ファースト・フィクションを受賞しました。著書、『An End to Suffering: The Buddha in the World(煩悩の終わり:この世のブッダ)』(2004年)は伝記、歴史、哲学を織り交ぜながら、ブッダの教えが現代に持つ意味を明らかにしようとしています。『Temptations of the West: How to be Modern in India, Pakistan and Beyond(西への誘惑:インド、パキスタン、その周辺国での現代化)』は、カシミール、ボリウッド、アフガニスタン、チベット、ネパールをはじめとして、南アジア・中央アジアの地域を旅した同氏の経験についての書籍です。同氏のそれまでの書籍同様、この本もニューヨーク・タイムズの今年のベスト100冊に選ばれました。2012年に出版された『アジア再興:帝国主義に挑んだ志士たちFrom the Ruins of Empire: The Revolt Against the West and the Remaking of Asia)』はカナダのライオネル・ゲルバー賞、英国のオーウェル・プライズ、米国のアジア・ソサエティ・バーナード・シュワルツ・ブック・アワードの最終選考に残り、2013年にクロスワード・アワード・フォー・ベスト・ノンフィクションを受賞しました。2014年には欧米出身ではない著者の書籍として初めて、ドイツの著名な賞、ライプツィヒ・ブック・アワード・フォー・ヨーロピアン・アンダースタンディングを受賞しました。新刊書は『A Great Clamour: Encounters with China and its Neighbours(大いなる喧噪:中国とその近隣諸国との出会い)』です。

    ミシュラ氏はニューヨーク・タイムズ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス、ガーディアン、ザ・ニューヨーカー、ロンドン・レビュー・オブ・ブックス、ブルームバーグ・ビューなど、米国、英国、インドの出版物に文学論、政治論を寄稿しています。ほかにも、タイムズ文芸付録、フィナンシャル・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ニュー・リパブリック、ワシントン・ポスト、ボストン・グローブ、タイム、インディペンデント、グランタ、ネーション、n+1、ポエトリー、コモン・ナレッジ、アウトルック、ハーパーズにも寄稿しています。2001年、2004年、2006年にはウェルズリー・カレッジの客員教授を務めました。2004年から2005年は、ニューヨーク公立図書館のカルマン・センター・フォー・ライターズ・アンド・スカラーズのフェローでした。2007年から2008年にかけて、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの英文学科の客員フェローを務めました。2009年、王立文学協会のフェローに指名されました。2014年にはイェール大学のウィンダム・キャンベル・プライズ・フォー・ノンフィクショを受賞しました。

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    国連大学 レセプションホール 2階