国連大学対談シリーズ「中東:既存の大国と新たな超大国のパワーゲーム」

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イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2017年1月30日    18:30 - 19:30

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学は2017年1月30日に、フィナンシャル・タイムズ紙の副編集長を務めているルーラ・ハラフ氏との対談「The Middle East — the Established Powers and the New Great Power Game中東-既存の大国と新たな超大国のパワーゲーム)」を開催いたします。

    国連大学対談シリーズ「中東-既存の大国と新たな超大国のパワーゲーム」

    日時:2017年1月30日(月) 18:30-19:30

    場所:国連大学本部 2階レセプションホール

    言語:英語

    参加費:無料

    申込締切:2017年1月29日(日)

    国際社会が中東の展開を希望と期待を込めて見守っていたのは、遠い昔の話ではありません。当時は、民衆による政治関与が高まり、長年にわたる政治的抑圧に打ち勝つとみられていました。ところが、多くの国では、この民主的な変化に向けての熱狂の波に、権力と正当性を巡る暴力による闘争が取って代わるという状況に陥っています。今日の中東はこれまで以上に紛争が発生しやすい状態にあり、この地域に対する大国の政策や野望の妨げになる可能性がきわめて高いと考えられます。米大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏の勝利、シリア内戦を巡る混乱の継続、欧州との関係の変化など、最近の世界の出来事やグローバル・パワーのダイナミクスの変化が、成功の潜在性を秘めながらも長期に渡って苦しむ同地域に、さらなる課題を突き付けることは間違いありません。「大国のパワーゲーム」の変化が中東地域にどのような影響を及ぼす可能性があり、国連はこうした現状にどのようなアプローチを行うことができるのでしょうか。

    ルーラ・ハラフ氏がデイビッド・マローン国連大学学長とともに中東地域が抱える新旧の課題にどのように対応するかを探り、国連や国際社会に及ぼす可能性のある影響に対し、どのような対応が可能かについて議論します。

    国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です(1月29日(日)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    ルーラ・ハラフ氏はフィナンシャル・タイムズ紙の副編集長です。ハラフ氏は、13年に渡って同紙の中東地域のエディターを務めた後に、欧州・中東・アフリカの編集責任者となりました。フィナンシャル・タイムズ入社前は、ニューヨークのフォーブス誌でジャーナリストとして活躍しました。専門分野はイラク、湾岸諸国、北アフリカ、並びにパレスチナ・イスラエル紛争関係。2013年のカタール問題に関する一連の記事で、フォーリン・プレス・アソシエーション(Foreign Press Association)の紙媒体およびウェブ媒体のフィーチャーストーリー・オブ・ザ・イヤー(Feature Story of the Year)を受賞しました。

    ハラフ氏は米コロンビア大学で国際情勢の修士号を取得しています。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 2階レセプションホール