対談シリーズ「テクノロジーとカネと21世紀の福祉国家:インドからの考察」

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イベント
  • DATE / TIME:
    2024年12月4日    18:00 - 19:00
    場所:
    東京

    ブラウン大学現代南アジアセンター客員シニアフェローヤミニ・アイヤール氏との対談、「テクノロジーとカネと21世紀の福祉国家:インドからの考察」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2024年12月4日(水)18:00-19:00
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2024年12月3日(火)15:00

    2024年のインド総選挙では予想外に議会の過半数を失ったものの、インド人民党(BJP)が過去10年間にわたりインド政治で優位に立てたのは、福祉政策のお陰だとしばしば言われてきました。テクノロジーの急速な進歩によりグローバル・サウスの国家主体が発展させている「新福祉主義」の形態は、再分配に基づく社会政策で、西欧全域に誕生した福祉国家とは異なる様相を呈しています。インドの生体認証IDシステム「アドハー(Aadhaar)」のようなデジタル技術によって、国家は新たな利益供与の手段として福祉の分配を行えるようになりました。

    今回の対談では、ヤミニ・アイヤール氏チリツィ・マルワラ国連大学学長とともに、グローバル・サウスに出現しつつある21世紀の福祉国家について議論します。この「新福祉主義」は、権利に基づくこれまでの福祉アプローチとどのように対比されるでしょうか。この福祉モデルにおいて「アドハー」や現金給付に見られるテクノロジーの手段は、どのような役割を果たすのでしょうか。そして、政治指導者と市民の間にこのような関係が生まれることは、民主主義や市民と国家の間の社会契約にとってどのような意味を持つのでしょうか。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(12月3日(火)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    対談者について

    Photo provided by Yamini Aiyar

    ヤミニ・アイヤール博士は現在、ブラウン大学現代南アジアセンター客員シニアフェローとして、グローバル・サウスにおける福祉国家を研究する比較プロジェクトに取り組んでいます。2017年から2024年まで、ニューデリーを代表する学際的シンクタンクである政策研究センター(Centre for Policy Research)のセンター所長兼最高経営責任者を務めました。

    詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。