本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学では5月21日、第37代ニュージーランド首相や国連開発計画総裁を歴任したヘレン・クラーク氏との対談「持続可能な開発は可能か」を開催いたします。ぜひご参加ください。
日時:2018年5月21日(月)18:30-19:30
場所:国連大学本部2Fレセプションホール
言語:英語
参加費:無料
締切:2018年5月20日(日)
2015年、国連加盟国は、2030年までに貧困の根絶、グローバルな繁栄の促進、平和の醸成、環境保護のための行動を全世界に呼びかける「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と17の「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択しました。2030アジェンダは、広範囲で意欲的ですが、実施面において重大な課題を抱えています。何故なら、政府や市民社会、民間セクターによるこれまでにない協力、追加資金と革新的な資金調達メカニズム、そして進捗状況を測るための新たなデータと指標の作成が必要となるためです。
これにより、加盟国による持続可能な開発の実現を支援するための国連開発システム改革の重要性を更に高めることができます。
今回の対談では、クラーク氏が国連大学政策研究センター(UNU-CPR)のセバスチャン・フォン・アインジーデル所長とともに、2030アジェンダの実施に関する課題と、これを克服するために各国政府や国連が講じなければならない措置について議論します。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(5月20日(日)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
ヘレン・クラーク氏は、2009年4月から2017年4月にかけ、国連開発計画(UNDP)総裁を務めました。これまで、UNDP総裁に就任した女性はクラーク氏の他にいません。クラーク氏は任期中、UNDPの透明化と合理化、効率化を実現しました。また、国連事務総長に代わり、国連開発グループ(国連で開発の役割を担う32の基金、計画、専門機関、部局および事務所を取りまとめたハイレベル・フォーラム)の議長も務めました。
また、クラーク氏はUNDP総裁に任命される前の1999年から2008年にかけ、3期連続でニュージーランド首相を務めていました。ニュージーランドで初の女性首相となったクラーク氏は、任期中、持続可能性や気候変動、経済成長、失業、教育、健康など、多種多様な問題に本格的に取り組みました。クラーク氏はそれ以前にも、国会議員や閣僚として要職を歴任しているほか、オークランド大学で教鞭を執った経験もあります。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 2階レセプションホール