国連大学対談シリーズ「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の復活」

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イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2018年3月14日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学は3月14日、プリンストン大学政治学部副学部長のクリスティーナ・デイビス政治・国際関係学教授との対談「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の復活:貿易協定は参加各国の政治・経済情勢をどのように反映するか」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    日時:2018年3月14日(水)18:30-19:30
    場所:国連大学本部2Fレセプションホール
    言語:英語
    参加費:無料
    締切:2018年3月13日(火)

    19回に及ぶ公式の交渉会合、あと1回の会合を残すところでの一国の離脱、および10年にわたる話し合いと会議を経て、ようやく「包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)」が2018年3月8日にチリで署名される予定です。交渉参加国の国内総生産(GDP)の三分の二を占める米国が離脱した現在においても、同協定は世界経済のおよそ15パーセント、世界人口の7パーセント近くを包含しています。さらに、商業重視・自国優先の政治が台頭している時代において、同協定は、互いに文化、経済、政治状況が大きく異なる複数の大陸に散らばる11カ国を一つにまとめるもので、象徴的な価値も有しています。しかし、CPTPPは、米国不在のままでも重要な意味を持つのでしょうか。種々の大規模な貿易協定の始まりに過ぎないのでしょうか、または、終焉なのでしょうか。

    今回の対談では、デイビス教授が、国連大学のデイビッド・マローン学長とともに、TPPの発展は地域貿易および外交政策上の協力の土台としてどのように役立つか、また、以前のTPPと今回のCPTPPとの顕著な違いは何かについて話し合います。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です。(3月13日(火)締め切り)。
    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    クリスティーナ・デイビス教授は、プリンストン大学のウッドロー・ウィルソン国際公共政策大学院および政治学部の政治・国際関係学教授であり、政治学部の副学長も務めています。デイビス教授の研究対象は、日本の政治・外交政策や、貿易政策に着目した国際機関の研究などです。著書には、Food Fights Over Free Trade: How International Institutions Promote Agricultural Trade Liberalization (自由貿易をめぐる食料争い:国際機関による農産物貿易自由化の推進方法)(2003年)、および賞を授与されたWhy Adjudicate? Enforcing Trade Rules in the WTO(裁定する理由とは。世界貿易機関(WTO)における貿易規則の強制)(2012年)があります。

    デイビス教授は、ハーバード大学より東アジア研究学士号および政治科学博士号を取得し、東京大学と国際基督教大学で研究生として学びました。

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