本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は2017年9月21日に、特定非営利活動法人ジェン(JEN)の共同代表理事である木山啓子氏との対談「人道的危機におけるレジリエンスの回復」を開催いたします。
国連大学対談シリーズ「人道的危機におけるレジリエンスの回復」
日時:2017年9月21日(木)18:30-19:30
場所:国連大学本部2Fレセプションホール
言語:英語
参加費:無料
締切:2017年9月20日(水)
長期にわたる紛争や自然災害が引き続き世界の多くの人々に影響を及ぼす中、各国政府および各国際組織・人道機関は、最も脆弱な状況にある人々への援助を拡大してきました。しかし、金銭的・物質的援助とともに、個人および各地域社会に自尊心と独立心を取り戻させることが、その生存と未来の繁栄のためには不可欠です。危機に見舞われた人々のレジリエンス(復元力)を養い、こうした人々を力づけるためには、どのように人道支援プロジェクトを策定すればよいのでしょうか。国際社会は、「犠牲者」が「生存者」になるための支援を行うことが可能でしょうか。
今回の対談では、木山氏が、数十年間に及ぶ災害・危機管理に関する経験から得た教訓と課題について、国連大学政策研究センターの政策アドバイザー、レベッカ・ブルベイカー博士と話し合います。また、人道的危機に見舞われた人々のレジリエンスを高めるために、国連と国際社会全体によるどのような支援が可能かについても考察します。
国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(9月20日(水)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
木山啓子氏は特定非営利活動法人ジェン(JEN)の共同代表理事であり、国連中央緊急対応基金の諮問委員でもあります。現職の前は、JENの事務局長を16年間務めました。1994年から2000年まで、旧ユーゴスラビア諸国のJEN地域代表として、各チームとともにさまざまなセクターにわたる数百のプロジェクトを実行しました。2011年から2016年までは、難民や住む場所を失った人々を世界中で支援する非営利人道支援組織ネットワーク、ジャパン・プラットフォームの共同代表理事を務めました。木山氏は2006年、世界中の人道・平和活動への貢献により、『日経ウーマン』誌の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
木山氏は、立教大学で法学学士号、ニューヨーク州立大学バッファロー校で社会学修士号を取得しています。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 2階レセプションホール