国連大学対談シリーズ「国連安全保障理事会の権限と影響力:非常任理事国の役割」

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2018年10月23日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学では、オーストラリア国立大学(ANU)法学部副学部長(研究担当)およびANU法科大学院准教授を務めるジェレミー・ファラル氏との対談「国連安全保障理事会の権限と影響力:非常任理事国の役割」を開催いたします。是非ご参加ください。

    ・日時:2018年10月23日(火)18:30-19:30
    ・場所:国連大学本部2Fレセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2018年10月22日(月)

    国連安全保障理事会は15の理事国で構成されます。中でも、常任理事国(P5)である中国、フランス、ロシア、イギリス、アメリカは、支配的な立場にいます。P5は常に理事国を務めるだけでなく、安保理が起こそうとしている行動に拒否権を発動する権限を持っています。対照的に、残りの非常任理事国10カ国(E10)には拒否権を発動することも、安保理で常に理事国を務めることもできません。非常任理事国は、地理的配分に基づいて総会で選出され、任期は2年に限られています。日本とオーストラリアを含む最近の非常任理事国は、常任資格も拒否権も持たないまま、どうすれば安保理に対する影響力を高め、持続できるでしょうか。非常任理事国が影響力を高め、行使できる機会となる課題はあるのでしょうか。

    今回の対談では、ファラル氏がデイビッド・M・マローン国連大学学長とともに、あまり議論されてこなかった国連安全保障理事会の非常任理事国について、また、非常任理事国と常任理事国との間の力学について話し合います。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です。(10月22日(月)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    ジェレミー・ファラル氏はオーストラリア国立大学(ANU)法学部副学部長(研究担当)とANU法科大学院准教授を務めています。また、オーストラリア国連協会(UNAA)アカデミック・ネットワークの議長と、安全保障理事会分析ネットワーク(SCAN:Security Council Analysis Network)の設立メンバーでもあります。それ以前は、国連本部(ニューヨーク)と国連リベリア・ミッション(UNMIL)の政務担当官や、キプロス和平交渉に関する国連促進役など、国連で幅広い役割を担いました。ファラル氏は、著者および研究者としても定評があります。最新刊は『国連安全保障理事会を通じた法の支配強化(Strengthening the Rule of Law through the UN Security Council)』です。

    ファラル氏は、タスマニア大学で国際法博士号を、メルボルン大学で文学士号(優等学位)と法学士号(優等学位)をそれぞれ取得しています。

  • 〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 2階レセプションホール