元東ティモール国連事務総長特別代表の長谷川祐弘京都芸術大学特別教授との対談、「ウクライナとスーダンにまなぶ平和構築」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2023年8月31日(木)18:30-19:30
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部2Fレセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2023年8月30日(水)
ウクライナとスーダンにおける紛争は、過去30年にわたって確立されてきた国連の紛争後の平和構築に関する大前提を覆しました。加盟国による戦後処理や、正義と公正さに対する各国の考え方の違いを調整するための新たなビジョンが必要になってきています。紛争が頻発している国や地域において平和で安定した社会を築くためには、国際社会のすべてのアクターの間における信頼の醸成を通じた平和構築が不可欠です。
今回の対談では、長谷川祐弘京都芸術大学特別教授がチリツィ・マルワラ国連大学学長とともに、国連システムが平和構築を推進し、国家間紛争の持続的な解決策を生み出す上で直面している課題について議論します。国際的な平和構築の努力は、過去にどれほどの成功を収めてきたのでしょうか。ウクライナで恒久的な平和を築くための条件とは何でしょうか。平和構築機関の有効性を高めるためには、どのような改革が必要でしょうか。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(8月30日(水)締め切り)。
対面参加の場合、警備の都合上、18:45以降の入場はお断りしております。ご来場いただく場合は、お時間に余裕を持ってお越しください。
また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
Photo: Sukehiro Hasegawa at the Japan Institute of International Affairs 2018
長谷川祐弘京都芸術大学特別教授は、元国連事務総長特別代表(東ティモール担当)です(2004-2006年)。国連に37年間勤務し、南太平洋地域(1985-86年)、ルワンダ(1995-96年)、東ティモール(2002-2006年)で国連常駐調整官を務めました。
詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。