対談シリーズ「平和構築アーキテクチャー・レビュー」

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イベント
  • DATE / TIME:
    2024年5月30日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    エリザベス・スペハー 国連平和構築支援担当事務次長補との対談、「平和構築アーキテクチャー・レビュー:2025年以降の平和の構築と維持」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2024年5月30日(木)18:30-19:30
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2024年5月29日(水)15:00

    2005年に国連平和構築委員会が設置されて以来、国連加盟国は5年ごとに、平和構築支援事務局、平和構築基金、平和構築委員会の活動を含め、平和構築アーキテクチャーの見直しを行っています。2025年度レビューの付託事項が2024年4月30日に合意され、特に「平和構築と平和の維持に関する国連による活動の現状を分析」し、「将来を見据え、現場レベルでの実施と影響に重点を置きながら、平和構築と平和の維持に関する国連の活動をさらに改善することを目指す」ためのレビューを行うよう求めています。

    2025年度の平和構築アーキテクチャー・レビューは、世界各地における地政学的な対立や紛争リスクの深まりなど、前例のないほど世界規模の課題が山積している時期に開催されます。世界的な武力紛争の発生率は20年間減少していましたが、ここ数年で再び増加しており、2022年の武力紛争による犠牲者の数は、1990年代半ば以降のどの時期よりも多くなりました。

    同時に、脆弱性や紛争、暴力の影響を受ける国々には世界の極貧層がますます多く所在し、2030年までには世界の極貧層の63%がこうした脆弱な国々で暮らすようになると予想されています。紛争の影響を受けた国の中で、飢餓、保健、ジェンダー平等に関する持続可能な開発目標(SDGs)を達成できそうな国はひとつもありません。世界の貧困をなくすための努力は、暴力や紛争を防止し、平和を維持するための努力にますます依存し、また重複してきています。

    今回の対談では、エリザベス・スペハー 国連事務次長補が国連大学のマイケル・バルドック首席補佐官とともに、紛争の発生、拡大、再発、継続を防ぐことを目的とする平和構築における国連の役割について議論します。2025年、そしてその先の平和構築に何を望むことができるでしょうか。そして日本はどのような支援を提供できるでしょうか。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(5月29日(水)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    対談者について

    Photo: 国連大学 / C. Christophersen

    エリザベス・スペハー氏国連平和構築支援担当事務次長補を務めています。スペハー氏は35年以上にわたり国際および政治問題に携わり、国連本部および現地で政治、開発、平和構築、紛争予防に関する取り組みを主導してきました。国連に入局する以前は、米州機構(OAS)の高官として12年以上、民主主義の促進や同機構内の対話および紛争解決手段の開発に携わりました。