国連大学対談シリーズ:高等教育のパラドックス

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イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2016年12月14日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学は2016年12月14日に、マーストリヒト大学の元学長であり、研究・革新・科学政策専門家(RISE)ハイレベルグループの委員長である、ルック・スーテ教授との対談「Paradoxes in Higher Education(高等教育のパラドックス)」を開催いたします。

    国連大学対談シリーズ:「高等教育のパラドックス

    日時:2016年12月14日(水)18:30-19:30

    場所:国連大学本部

    言語:英語

    参加費:無料

    締切:2016年12月13日(火)

     

    教育への投資は、国家の持続可能な成長と発展に欠かせません。しかし、各国政府は教育への投資に関して正しい決定を下しているのでしょうか。

    高等教育のパラドックスのひとつは、人口に占める大卒の割合の比較的高い先進国では、高等教育よりも初等中等教育への投資を拡大したほうが教育レベルの向上につながる傾向にあるということです。

    対照的に発展途上国では、大学に対する投資の拡充がさらなる発展に向けた絶対条件となりつつあります。こうした投資を行うことによって大学卒業者の質と雇用可能性が向上し、新興経済諸国は人材開発の恩恵を受けられるようになります。

    今回の対談では、ルック・スーテ教授がデイビッド・マローン国連大学学長とともに、高等教育の矛盾と傾向を探ります。イノベーション研究分野の専門家であるスーテ教授は、科学・テクノロジー・経済の相互作用に関する独自の視点を提供し、理にかなった教育政策に関する指針を示します。

    国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者 に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。入場は無料ですが、事前登録が必要です(11月28日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    ルック・スーテ教授は、マーストリヒト大学の元学長であり、研究・革新・科学政策専門家(RISE)ハイレベルグループの委員長を務めています。さらにオランダ王立芸術科学アカデミーのメンバーであり、オランダ科学技術・イノベーション諮問会議の元メンバーでもあります。

    イノベーションの理論的、経験的、政策的分析の分野で幅広く著書を発表しています。過去には、サセックス大学の開発学研究所および科学政策研究ユニット、およびスタンフォード大学経済学部に所属し、1986年にオランダのリンブルグ大学(現マーストリヒト大学)で教授に就任。1988年にマーストリヒト技術革新・経済社会研究所(MERIT)を立ち上げ、これが2005年に統合され、国連大学マーストリヒト技術革新・経済社会研究所(UNU-MERIT)となりました。

    サセックス大学で経済学の博士号を取得、ヘント大学とリエージュ大学から名誉博士号を授与されています。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 2階レセプションホール