本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は2019年2月19日(火)、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)事務局長兼ユネスコ事務局長補のウラジミール・リャビーニン氏との対談「海洋学、気候科学と持続可能な開発」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2019年2月19日(火)18:30-19:30
・場所:国連大学本部1Fアネックス・スペース
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2019年2月18日(月)
海洋は私たちの気候システムに欠かせない要素です。海洋が今後、どのような動きを示すのか、また、こうした変化が私たちの環境にどのような影響を与えるのかについての予測は、人類がいま直面している最も複雑な科学技術面の課題のひとつと言えます。しかし、人類にとって最も困難かつ急を要する課題は、科学的でも技術的でもなく、人間の行動と関係する課題です。環境科学者たちは、気候変動の最悪の影響を避けるため、技術的なイノベーションだけでなく、緊急対策や人間による行動の大幅な変化を求めています。地球に影響する物事に関する意思決定の透明性を高める第一歩として、海洋と気候に対するリテラシーを社会全体で高めるためには、全世界でさらなる取り組みが必要です。
今回の対談では、リャビーニン氏がダビッド・パサレーリ学長室長兼国連大学理事会幹事とともに、天然資源の管理において、情報に基づく責任ある決定を促進するために必要な社会変化について話し合います。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
対談は英語のみで開催いたします。入場は無料ですが、事前登録が必要です。(2月18日(月)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
対談者について
ウラジミール・リャビーニン氏は2015年から、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)事務局長とユネスコ事務局長補を兼任しています。ロシア連邦出身の海洋学者、気候学者、船舶機関士で、名誉気候学者でもあります。
それ以前は、国際海洋研究所(IOI)で事務局長を務める傍ら、世界気象機関(WMO)でも極地や氷圏、大気科学を中心とする国際的気候研究の調整を担当していました。
リャビーニン氏は、ロシア連邦最高認証委員会(Supreme Attestation Committee of the Russian Federation)で物理・数学(海洋学と地球物理学)上級博士号を取得。専門家としても、最高認証委員会(Supreme Attestation Committee)(ソ連)から物理・数学候補者(博士号に相当)、レニングラード水文気象学研究所(Leningrad Hydrometeorological Institute)からエンジニア兼海洋学者の資格をそれぞれ取得しています。
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国連大学本部1Fアネックス・スペース