対談シリーズ「多重危機の舵取り:国際安全保障と協力の課題と機会」

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イベント
  • DATE / TIME:
    2024年3月13日    17:30 - 18:30

    ステファン・ロベーン ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI)理事長および元スウェーデン首相との対談、「多重危機の舵取り:国際安全保障と協力の課題と機会」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2024年3月13日(水)17:30-18:30
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部1Fアネックススペース
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2024年3月12日(火)15:00

    私たちは、第二次世界大戦と核時代の始まり以降、最も危険な時代のひとつに生きています。世界中で独裁的な政治傾向が強まり、これまで受け入れられてきた国際規範に疑問を呈する国も出てきています。ウクライナからガザ、ミャンマー、スーダンに至るまで、紛争はますます収拾がつかなくなり、地政学的緊張が高まっています。

    多国間システムへの負荷が高まる中で、避難民の増加や人道的ニーズの増大、不平等、パンデミック、犯罪、人権侵害などが、個人の幸福と安全にとって大きな課題となっています。これは、気候変動、生物多様性の喪失、その他の生態学的課題を背景として起きていることであり、すでに世界のあらゆる地域に影響を及ぼし、人間と生態系の安全保障に重大な課題を突きつけています。

    国家、人間、生態系のウェルビーイングに対するこれらの増大するリスクは合わさって、ポリクライシス(多重危機)を形成しています。この状況を乗り切るためには何が必要なのでしょうか。

    今回の対談では、ステファン・ロベーン元首相マイケル・バルドック首席補佐官とともに、現在のポリクライシスを引き起こしている相互に関連した課題と、国家および多国間による努力によって世界をポリクライシスから平和と繁栄へと導く方法について議論します。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(3月12日(火)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    対談者について

    Stefan Löfven

    ステファン・ロベーン氏は、2022年6月よりストックホルム国際平和研究所 (SIPRI)の理事長を務めています。2014年10月から2021年11月までスウェーデン首相、2012年から2021年まで社会民主党党首を務めました。国内外のさまざまな任務で豊富な経験を持つロベーン氏は、2022年には、国連事務総長から「未来サミット」に向けた「効果的なマルチラテラリズム(多国間主義)に関するハイレベル諮問委員会」の共同リーダーに任命されました。以前はスウェーデン金属産業労働組合(IFメタル)の国際書記を務め、その後、議長(2006ー2012年)も務めました。また、スウェーデン労働組合総連合理事(2006ー2012年)、ストックホルム王立工科大学理事(2010ー2012年)、スウェーデン貿易評議会副議長(2004ー2012年)、オロフ・パルメ国際センター理事(2002ー2006年)を歴任しました。