セキュリティ・カウンシル・レポートのカリン・ランドグレン事務局長との対談「国連安保理は麻痺(まひ)している?ウクライナが国連と世界に与えた影響」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2023年2月14日(火)18:30-19:30
・場所:国連大学本部1Fアネックススペース
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2023年2月13日(火)15:00
国連安保理は国際平和と安全を保つ責任を負いますが、ロシアによるウクライナ侵攻を防ぐことはできませんでした。侵攻前夜、安保理のある代表者は、「多国間主義は今宵、臨終を迎える(multilateralism lies on its deathbed tonight)」と嘆きました。
ウクライナ侵攻から1年が経とうとしていますが、安保理の常任理事国が現在進行形で国際法に違反していることによって、どのような影響が及んでいるのでしょうか。この失態により、安保理は信頼を完全に失ってしまったのでしょうか。また、安保理が麻痺(まひ)すると多くの人が予測しましたが、過去1年間における安保理の状態をどのように評価すべきでしょうか。
今回の対談では、カリン・ランドグレン氏が国連大学のデイビッド・マローン学長とともに、安保理がなぜ、どのように現在の行き詰まりに到達したのか、そしてどのような打開策があり得るのかについて議論します。国連安保理改革がたどり得る道や、真の安保理改革がなぜこれほど複雑なのか、そして、安保理の信頼低下への対応として国連加盟国が取り得る「改革的な(改革に準する)」手段についても考察します。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です(2月13日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。
警備の都合上、18:45以降の入場はお断りしております。ご来場いただく際は、お時間に余裕を持ってお越しください。また、ご入場時に、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたします。
カリン・ランドグレン氏は現在、ニューヨークを拠点とする非営利団体セキュリティ・カウンシル・レポートの事務局長を務めています。
ランドグレン氏は元国連事務次長であり、紛争地域や元紛争地域における広範な経験を有し、3件の国連平和活動(ブルンジ、リベリア、ネパール)を率いた経験のある初の女性です。ランドグレン氏はUNHCRでキャリアのスタートを切り、主にアジアやアフリカで活動した後、ユニセフに移って子どもの保護部門のチーフとして活躍しました。
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国連大学本部1Fアネックススペース