国連大学対談シリーズ「WIN-WINの解決は可能か。モデル国際モビリティ条約の入門編」

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イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2018年5月31日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学では、コロンビア大学教授でコロンビア・グローバル政策イニシアティブ理事長を務めるマイケル・ドイル氏との対談WIN-WINの解決は可能か。モデル国際モビリティ条約の入門編」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    日時:2018年5月31日(木)18:30-19:30
    場所:国連大学本部2Fレセプションホール
    言語:英語
    参加費:無料
    締切:2018年5月30日(水)

    グローバル化を遂げた世界において、人々の流動性(モビリティ)がかつてなく高まっていますが、人々の越境移動を律するグローバルな規則はまだありません。そのため、多くの難民が長期にわたる避難を強いられ、多くの移民が保護を受けられないまま、非正規の悲惨な状況に置かれています。一方、国境が意味をなさなくなったことを危惧する国もあります。国際的モビリティ、すなわち、その時間的長さに関係なく、旅行者や移民労働者、難民などとしての個人の越境移動には、共通の定義も法的枠組みもありません。この国際法の空白を埋めるため、モデル国際モビリティ条約(Model International Mobility Convention)は、移動する人々に認められた既存の権利を再確認し、正当な場合、これらの基本的権利を広げることを目標とする枠組みを提案しています。このような条約は、国家と移民の双方にとってWIN-WINの成果と称される解決を提供できるでしょうか。また、国民的な一体性と価値観、文化に重きを置く島国の日本にとって、国際モビリティ条約はどのような意味を持つのでしょうか。

    今回の対談では、ドイル教授が国連大学政策研究センター(UNU-CPR)のレベッカ・ブルベイカー政策顧問とともに、モデル国際モビリティ条約の必要性と実現可能性について語ります。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です。(5月30日(水)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    マイケル・W・ドイル氏は、コロンビア大学教授兼コロンビア・グローバル政策イニシアティブ理事長。コフィー・アナン国連事務総長のもとで、政策立案担当事務次長補と特別顧問を務めた際には、戦略的計画の立案(ミレニアム開発目標:MDGs)と国際的企業部門へのアウトリーチ(グローバル・コンパクト)などを担当しました。また、国際法と国際関係論の分野で著名な研究者、著者でもあります。最新刊は『The Question of Intervention: John Stuart Mill and the Responsibility to Protect』(2015)。ドイル教授はハーバード大学で学士号、修士号、博士号を取得しました。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 2階レセプションホール