国連大学対談シリーズ「ISIL撤退後のイラク:慎重な楽観主義は妥当か」

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イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2018年3月29日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学では3月29日(木)、「ザ・ナショナル」紙(アラブ首長国連邦)編集長のミナ・アル・オライビ氏との対談「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)撤退後のイラク:慎重な楽観主義は妥当か」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    日時:2018年3月29日(木)18:30-19:30
    場所:国連大学本部2Fレセプションホール
    言語:英語
    参加費:無料
    締切:2018年3月28日(水)

    サダム・フセイン元大統領の失脚から15年が経ちますが、イラクで生じた治安の真空地帯は未だ解消されておらず、イラクおよびレバントのイスラム国(ISIL)をはじめとする多くの集団が、国内の無秩序と混乱を助長してきました。こうした中、イラクのハイダル・アル・アバーディー首相は2017年12月10日、同国のISIL(通称ダーイシュ)に対する戦争が終結したと宣言しました。これは極めて重要な節目となりましたが、政府はその後も、クルド自治政府との間で続く危機や、弱体化した国家機構、民兵、失業、効力を失ったガバナンスといった数々の問題に取り組まなければなりません。また、シリアで続く紛争や域内の覇権争いなど、外部の要因による悪影響を回避することも重要な課題です。このように危険な障害であふれるイラク社会は、いかにして再建を果たすことができるのでしょうか。

    今回の対談では、アル・オライビ氏が国連大学政策研究センター(UNU-CPR)研究員のケイル・サリーとともに、10年にわたって安定を求め続けつつ、治安の構築に苦心しているイラクの現状について語ります。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です。(3月28日(水)締め切り)。
    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    ナ・アル・オライビ氏は、アブダビを拠点とする英字日刊紙「ザ・ナショナル」の編集長。イラク系英国人のジャーナリストとして15年以上にわたり、中東、ヨーロッパ、米国の政治や時事問題の報道に携わっています。アル・オライビ氏はそれ以前にも、ワシントンにあるInstitute for State Effectiveness(国家実効性研究所)の上級研究員、イェール大学ワールドフェロー、アラビア語国際日刊紙「アッシャルク・アルアウサト」副編集長を歴任。ジャーナリストとしての主な業績としては、シリアに関するジュネーブ和平交渉に関する報道のほか、バラク・オバマ元米大統領、ジョン・ケリー元米国務長官、ハイダル・アル・アバーディー・イラク首相とのインタビューが挙げられます。

    アル・オライビ氏は、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジで近代史の学士号と修士号を取得しています。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 2階レセプションホール