本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学では、3月14日、外務省国際司法協力担当大使の野口元郎氏との対談「国際刑事司法:国際社会からの期待」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2019年3月14日(木)18:30-19:30
・場所:国連大学本部1Fアネックス・スペース
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2019年3月13日(水)
2018年、国際刑事裁判所(ICC)はローマ規程採択20周年を迎えました。ローマ規程はジェノサイド罪、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略罪という4つの深刻な国際犯罪に関する司法管轄権をICCに認めています。これらの凶悪犯罪は、被害者の生命を奪い、長期的な安全上、安定上の問題を作り出します。ICCは司法の提供を通じ、こうした犯罪に取り組もうとしています。ICCは現在、主にどのような課題を抱えているのでしょうか。国連加盟国のうち70カ国以上が締約国となっていないことで、ICCの正当性にはどれだけの影響が出ているのでしょうか。ICCは国内裁判所やその他の国際裁判所とどのように異なるのでしょうか。また、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献できる役割があるのでしょうか。
今回の対話では、野口氏が国連大学のデイビッド・マローン学長とともに、ICCが直面する課題と、今後のICCの潜在的可能性に触れながら、国際社会からの司法への期待について話し合います。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
対談は英語のみで開催いたします。入場は無料ですが、事前登録が必要です。(3月13日(水))締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
対談者について
野口元郎氏は外務省で国際司法協力担当大使を務めています。それ以前には、ICCの被害者信託基金理事長や、カンボジア特別法廷最高裁判所の国連国際判事を歴任したほか、日本では最高裁判所を含め、法務省検察官としても長い経歴有しています。また、東京大学で客員教授、国連アジア極東犯罪防止研修所(UNAFEI)で教官を務めるなど、学界でも活躍しています。
東京大学法学部卒。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学本部1Fアネックス・スペース