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本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)教育研究所のマリー・ラール教授との対談「インド独立75年」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2022年9月28日(水)18:30-19:30
・場所:国連大学本部2Fレセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2022年9月27日(火)
本年8月15日にインドは独立75周年を迎えました。間もなく、インドは世界で最も人口の多い国となり、同国の政治的発展や外交政策は、21世紀の世界を形作ることになるでしょう。本対談では、ネルー初代首相の時代から、拡大を続ける中流階級に牽引された巨大な世界的市場に成長するまでの、インドのすさまじい国内開発の歴史を振り返ります。
モディ政権の経済政策はますます新自由主義的になっていますが、同政権は多数の開発や貧困撲滅プログラムも実施してきました。GDPの成長により、インドはもはや開発途上国として認識されなくなり、自国の能力で大国の座に上り詰めました。その地位は外交政策にも裏づけられ、インドは「自由で開かれたインド太平洋」において重要な役割を担っています。
今回の対談では、マリー・ラール教授が国連大学のデイビッド・マローン学長とともに、こうした変化がインドの人々や世界にとって何を意味するか、そして、次の75年間ではどのような課題が待ち受けているかについて話します。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
対談は英語で開催いたします(日本語通訳なし)。
入場は無料ですが、事前登録が必要です(9月27日(火)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。
対談者について
マリー・ラールは、ロンドン大学(UCL)教育研究所の教授であり、教育と南アジア研究を専門とします。2018年11月までロンドン大学の南アジア(ミャンマーを含む)のための副学務部長も務めていました。
ラール教授は、南アジア(インド、パキスタン、ミャンマー)地域の専門家として30年間の経験を有し、同地域の国内政治、政治経済、移住とディアスポラの政治、市民権、民族の平和と紛争課題に焦点を当てて研究しています。また、インド、パキスタン、ミャンマーにおいてジェンダー、民族、社会的排除に関する教育政策に取り組んでいます。これらの分野で幅広く執筆され、12冊の書籍を著しています。
ラール教授は、開発関連の組織や政策立案者、政府のためのオピニオンリーダーとして活躍し、世界銀行、ユニセフ、ブリティッシュ・カウンシル、オーストラリア国際開発庁、南アジアの慈善団体、そのほかさまざまな政府省庁と協力してきました。
ラール教授は、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で経済学の学士号と博士号を、ケンブリッジ大学で哲学修士を取得しました。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学本部2Fレセプションホール