国連大学対談シリーズ「岐路に立つ人権:新たな課題への対応と過去の成果の持続」

,

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2018年6月5日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学では、人権担当事務次長補を務めるアンドリュー・ギルモア(Andrew Gilmour)氏との対談「岐路に立つ人権:新たな課題への対応と過去の成果の持続」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2018年6月5日(火)18:30-19:30
    ・場所:国連大学本部2Fレセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2018年6月4日(月)

    今年は世界人権宣言(UDHR)採択70周年に当たり、これまでに非常に大きな成果が見られています。経済、社会、文化、市民、政治的権利と開発権は、すべての人間が有する権利として普遍的に認識されるようになりました。各国の政府は、国内の人権状況監視に向けて重要な措置を講じているほか、説明責任や透明性、公的生活への参加の向上を確保するため、本格的なメカニズムを導入しています。しかし現在、こうした成果はリスクにさらされ、人権課題への取り組みが後退している可能性を示す不安な兆候も表れています。世界各地で起きている超国家主義と排外主義の急速な台頭は、人権規範にとって何を意味するのでしょうか。シリアやイエメン、ミャンマーなどで残虐行為が続く中、人権を語ることにどのような役割があるのでしょうか。メディアに対する市民の信頼が大きく低下している「フェイク・ニュース」の時代に、人権擁護者はいかにして意味のある発言力を得られるのでしょうか。そして、国連改革のプロセスはいかにして、人権を世界的な最優先課題に留めることができるのでしょうか。

    今回の対談では、ギルモア氏が、国連大学政策研究センター(UNU-CPR)シニア・ポリシーアドバイザーのアダム・デイとともに、今日の世界で国連の人権アジェンダが直面する課題と、70年をむかえたUDHRの活力を今後も維持するため、国連に必要とされる新たな方向性について語り合います。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です。(6月4日(月)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について
    アンドリュー・ギルモア氏は現在、人権担当事務次長補として、ニューヨーク国連本部の人権高等弁務官事務所(OHCHR)所長を務めています。1989年に国連に加わって以来、ギルモア氏は事務総長室長やベオグラード、イラク、南スーダンの上級フィールド担当官をはじめ、数大陸でさまざまな要職を歴任しました。国連に加わる以前、ギルモア氏は戦略国際問題研究所(CSIS)で客員研究員を務めていました。

    ギルモア氏はオックスフォード大学から歴史学修士号、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスから歴史・行政学修士号を取得しました。

  •  

    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 2階レセプションホール