対談シリーズ「国際平和と安全保障に対する人工知能のリスク」

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イベント
  • DATE / TIME:
    2024年7月11日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    人工知能(AI)に関する国連事務総長ハイレベル諮問機関委員であるヒメナ・アルバレス氏との対談、「グローバルなAIガバナンス:国際平和と安全保障に対する人工知能のリスク」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2024年7月11日(木)18:30-19:30
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2024年7月10日(水)15:00

    人工知能(AI)は、安全で責任ある利用を保証するための制約や仕組みがないまま、広範な安全保障領域に組み込まれつつあります。これは、国際平和と安全保障、そして人類全体を脅かす、壊滅的かつ存続にかかるリスクをもたらしています。こうした技術に対する効果的なガバナンスには、規範や基準、ガイドラインの策定および実施を行う中央機関が必要です。こうした中央機関はまた、国家がAIの課題に対処するための能力開発や、必要な監督、モニタリング、検証と証明、取り締まり、説明責任、被害への救済、緊急対応メカニズムをも提供する適切な機能を備えている必要があります。

    今回の対談では、アルバレス氏が国連大学のマイケル・バルドック首席補佐官とともに、人類に利益をもたらすAIの平和的利用を確保しながら、AIに内在するリスクの発生を防止、また軽減するためのAIのグローバルなガバナンスと、こうしたガバナンンスにおける拘束力のある規範の必要性について掘り下げます。AIは国際平和と安全保障にどのようなリスクをもたらすでしょうか。AIの平和的かつ責任ある利用を促進するために国際機関はどのような形を取るべきでしょうか。そして、こうした機関はどのようにして加盟国のコンプライアンスを確保できるでしょうか。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(7月10日(水)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    対談者について

    Photo: UN México

    ヒメナ・ソフィア・ヴィヴェロス・アルバレス氏は弁護士および学者であり、AIに関する国連事務総長ハイレベル諮問機関の委員として、グローバルなAIガバナンスのための提言を推進する任務を担っています。また、軍事分野における責任あるAIに関する世界委員会(GC-REAIM)の委員、経済協力開発機構(OECD)のAI専門家として、AIのリスクと説明責任に関する作業部会やAI事件に関する部会に参加しています。出身のメキシコにおいては、メキシコ最高裁判所ロレッタ・オルティスと連邦司法審議会において判事首席補佐官兼法律顧問を務めていました。アルバレス氏はイベロアメリカ大学(メキシコ)で法学士号を取得後、ライデン大学(オランダ)で国際公法学の法学修士号(LL.M.)を取得しています。

    アルバレス氏の詳細な経歴に関しては、 英語版のイベント情報ページをご覧ください。