本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は12月7日に、国連安全保障理事会の元ニュージーランド代表であるコリン・キーティング大使との対談「地政学と国連安全保障理事会:北朝鮮、シリアなどの課題」を開催いたします。ぜひご参加ください。
日時:2017年12月7日(木)18:30-19:30
場所:国連大学本部2Fレセプションホール
言語:英語
参加費:無料
締切:2017年12月6日(水)
アジア地域は地政学的戦略上、世界の緊張の源になっています。徐々に緊張感を増している北朝鮮の情勢からシリアの危機まで、国連安全保障理事会(安保理)はこれまでのところ、国際平和と安全を維持するという役割を果たせていません。それどころか、本来の設立目的ではない内戦の処理を付託されることが多くなっており、対応に苦慮しています。安保理は、どのようにすれば、アジア地域における平和と安全の問題で、リーダーシップを回復することができるのでしょうか。そして本来の役割を果たすためには、どのような行動が必要なのでしょうか。
今回の対談では、キーティング大使が、国連大学政策研究センター(UNU-CPR)のセバスティアン・フォン・アインジーデル所長とともに、安保理はどのようにすれば、北朝鮮やシリアといったアジア地域の危機がもたらす課題に対し、平和と安全の維持という本来の使命を効果的に果たすことができるのかについて話し合います。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(12月6日(水)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
コリン・キーティング大使は、ニュージーランドの著名な元外交官・公務員であり、安保理に関する世界的権威として知られています。最近まで安保理に関するニュージーランドの特別顧問(2015年~2016年の期間)を務め、それ以前はニュージーランド首相特使を務めていました。また、2005年から2011年まで、ニューヨークに本拠地を置く監視機関、安全保障理事会レポートの代表を務め、コロンビア大学上級主任研究員も兼任していました。
1993年から1996年までは、ニューヨークでニュージーランド国連大使として、安保理のニュージーランド代表を務めました。1994年のルワンダ大虐殺の際には安保理の議長を務め、ソマリアへの安保理ミッションを主導しました。また、イラク制裁に関する安保理委員会の議長も務め、国連改革に関する国連総会作業グループの共同グループ長として、国連改革にも積極的に携わりました。
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国連大学 2階レセプションホール