本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は2016年10月24日に、英エコノミスト誌の元編集長であり、現在は国際問題を扱うフリーランスの執筆家、講演家、コンサルタントである ビル・エモット氏との対談「危機に陥った欧州：分裂した欧州連合が日本に及ぼしうる影響」を開催いたします。このイベントは東京の国連大学本部にて午後6:30から開始します。
国連大学対談シリーズ「危機に陥った欧州：分裂した欧州連合が日本に及ぼしうる影響」
日時: 2016年10月24日 (月) 18:30 – 19:30
場所: 〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 2階レセプションホール
国連大学は2016年10月24日に、英エコノミスト誌の元編集長であり、現在は国際問題を扱うフリーランスの執筆家、講演家、コンサルタントである ビル・エモット氏との対談「危機に陥った欧州：分裂した欧州連合が日本に及ぼしうる影響」を開催いたします。このイベントは東京の国連大学本部にて午後6:30から開始します。
長年、欧州連合（EU）は、ポストモダンの超国家ガバナンス・システムの成功例と見なされてきました。しかし、 英国が先頃EU離脱を決めた他、難民流入問題への対処法について加盟国は大きく分裂し、欧州大陸の多くの国は景気低迷寸前の状態にあることから、欧州は今や潜在的リスクの源となっています。
今回の対談では、ビル・エモット氏がセバスティアン・フォン・アインジーデル国連大学政策研究センター（UNU-CPR）所長とともに、最近の欧州の地政学的傾向を探ります。また、欧州が現在の苦境から立ち直れるのか、あるいはナショナリズムと保護主義が高まる方向へ進んでいくのかを検討し、この状況がアジアにとって、とくに日本にとって何を意味しうるのか考えていきます。
国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者 に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です（10月23日（日）締め切り）。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
ビル・エモット氏は、国際問題を扱うフリーランスの執筆家、講演家、コンサルタントです。英国の通信規制機関Ofcom（放送通信庁）の非業務執行取締役及び同庁のコンテンツボードの会長を務めています。
1980年に英エコノミスト誌のブリュッセル支局に入社し、欧州経済共同体とベネルクス同盟加盟国についての記事を執筆しました。1982年にロンドンの経済担当記者となり、翌年東京支局へ異動し日本と韓国を担当しました。1986年には金融担当の編集者としてロンドンへ戻り、1989年にはビジネス部門編集者として同誌のビジネス、金融、科学分野の記事を統括しました。1993年に編集長となり、2006年まで同職を務めました。
これまでに13冊の著作があり、ドキュメンタリーの製作も行っており、西洋社会で現在進行中である危険な傾向への一般の関心を高めるための教育慈善団体The Wake Up Foundation（ウェイクアップ財団）を共同で創設しました。ラ・スタンパ紙、日経ビジネス誌、プロジェクト・シンジケートに定期的に寄稿しており、タイムズ紙、プロスペクト誌、フィナンシャル・タイムズ紙にも頻繁に寄稿しています。
エモット氏は東京大学プレジデンツ・カウンシルのメンバー、岡山県の就実大学客員教授、オックスフォード大学ブラヴァトニク・スクール・オブ・ガバメントのレマン客員フェロー・オブ・プラクティス、全日空のUK諮問委員会メンバー、Critical Resource（クリティカル・リソース）の上級諮問委員会メンバーも務めています。
エモット氏はオックスフォード大学モードリン・カレッジで哲学、政治学、経済学を学び、同大学ナフィールド・カレッジで大学院生として研究を行いました。 ウォーリック大学、ロンドン・シティ大学、ノースウェスタン大学から名誉学位を受けており、オックスフォード大学モードリン・カレッジの名誉フェローです。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 2階レセプションホール