国連大学対談シリーズ「開発の後退:アラブ世界の下方スパイラルは逆転できるか」

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2018年10月25日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    国連大学では、元国連事務次長兼国連西アジア経済社会委員会(ESCWA)事務局長のリマ・ハラフ氏との対談「開発の後退:アラブ世界の下方スパイラルは逆転できるか」を開催いたします。是非ご参加ください。

    ・日時:2018年10月25日(木)18:30-19:30
    ・場所:国連大学本部2Fレセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2018年10月24日(水)

    経済的な調和を欠いているアラブ世界。そこには、世界で最も貧しい加盟国と最も豊かな加盟国がいくつか含まれています。この地域の開発の行方は揺らいでおり、それを支配し決定づけているのは紛争と平和、天然資源、そして政治情勢です。かつて開発の進んでいた国でも、紛争のショックに屈し、以前の安定した状況とは似ても似つかぬ姿になり果ててしまうことがあります。その一方で、突然の天然資源が見つかり、かつて低迷していた国が豊かになることもあります。

    最近は、紛争や政治、市場(石油価格など)によって、域内のほとんどの国が下方スパイラルに陥っています。目下の紛争は、今後の開発にどのような影響を及ぼすのでしょうか。アラブ地域はいかにして、その豊かな天然資源を活かし、今も続く負のトレンドを逆転させることができるのでしょうか。

    今回の対話では、リマ・ハラフ氏がデイビッド・マローン学長とともに、大量の天然資源に恵まれつつ、敵対的な紛争や政治に苦悩する地域の開発と見通しについて語ります。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です。(10月24日(水)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    リマ・ハラフ氏は、国連のほか、ヨルダン・ハシミテ王国政府でも、副首相をはじめとする要職を歴任し、最近ではESCWA事務局長も務めています。それ以前は、事務次長補兼UNDPアラブ局長を務めました。ハラフ氏はグッドガバナンス、人権および人間開発の推進に関する功績を認められ、数多くの国際賞を受けています。特に、アメリカン大学カイロ校からは、教育や女性の権利、市民の社会参画および経済成長の分野での地域的な取り組みを評価され、名誉学位を授与されました。

    ハラフ氏は、アメリカン大学ベイルート校で経済学士号、ポートランド州立大学で経済学修士号とシステム科学博士号をそれぞれ取得。既婚で2人の子どもがいます。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 2階レセプションホール