国連大学対談シリーズ:国連平和維持活動の現在および将来の課題

イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2015年1月13日    17:30 - 18:30
    場所:
    東京

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    また、今回のみ通常開始時刻より1時間早く(17:30に)開始いたしますので、ご注意ください。

    国連大学は、国連平和維持活動担当事務次長のエルベ・ラドスー氏との対談「Current and Future Challenges of UN Peacekeeping(国連平和維持活動の現在および将来の課題)」を開催いたします。

    2014年10月、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、「国連平和活動の現状と将来的ニーズの包括的な評価」を行うため、「平和活動に関するハイレベル独立パネル」を任命しました。2000年以降の国連平和活動について初めての詳細な見直しを行うこのパネルは、過去15年間にわたって国連平和活動をとりまく戦略的環境が著しく変化したことを踏まえると、なおのこと時宜を得たものだといえます。

    こうした背景のもと、ラドスー氏はデイビッド・マローン国連大学学長との対談の中で、2000年以降10倍に増加した平和維持活動要員、一般市民の保護に関する新たな責任、ならびに、維持すべき平和が存在しないような状況に安保理が平和維持活動要員を配備し、武力行使を許可する権限を彼らに与えるようになりつつある傾向など、国連平和維持活動の現在および将来の課題を検証します。また対談では、暴力的なイスラム過激主義の広がり、内戦の国際化、組織犯罪の増加など、世界各地で見られる暴力の性質の変化についても取り上げます。

    国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者 に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てく ださい。

    入場は無料ですが、事前登録が必要です(1月12日(月)締め切り)。

    参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。

    対談者について

    エルベ・ラドスー氏は、2011年10月から、国連平和維持活動担当事務次長(PKO局長)を務めています。

    ラドスー氏は1971年にフランス外務省に入省以来、同省において数多くの役職を務めてきました。外交官としてのキャリアをスタートして間もなく、香港、キャンベラ、北京、および在ジュネーブ国連政府代表部に赴任しました。米州局次長を務めた後、在ハイチ臨時代理大使に任命されました。その後、在ニューヨーク国連代表部のフランス政府次席代表に就任しました。

    さらに同氏は、ウィーンの欧州安全保障協力機構フランス大使兼常駐代表を、また在インドネシア・東ティモール大使を務めました。その後はパリで、外務省広報官やアジア・オセアニア局長官などの上級職を経験しました。最近では、在中華人民共和国大使や、フランス外務・欧州問題省官房長官を務めました。

    同氏は、フランスのナショナル・スクール・オブ・オリエンタル・スタディーズで、法律学の学位、および中国語とマレー・インドネシア語のディプロマを取得しています。既婚で3人の子どもがいます。

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    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学 レセプションホール 2階