本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学では、国連グローバル・コミュニケーション担当事務次長のアリソン・スメイル氏およびアントニオ・グテーレス国連事務総長報道官のステファン・デュジャリック氏との対談「事実を伝えるために:ポスト真実時代における国連の情報発信」を開催いたします。是非ご参加ください。
・日時:2018年11月13日(火)18:30-19:30
・場所:国連大学本部1Fアネックス・スペース
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2018年11月12日(月)
世界のニュースや動画、画像への一般市民のアクセスは、かつてない広がりを見せています。しかし、こうした情報の民主化にもかかわらず、氾濫するニュースの正確性や信憑性を判別するのは、かつてなく困難になっています。「もうひとつの真実(alternative facts)」や「フェイクニュース」が幅を利かせ、政治的対話が感情的なアピールに左右されるポスト真実(post-truth)の時代に、国連のようなファクトを基盤とする組織は、雑音にかき消されないよう、その情報発信のやり方を変えてゆかねばなりません。グローバル・コミュニケーションの環境は近年、どのような変化を遂げてきたのでしょうか。その変化からは、どのような脅威や機会が生まれるのでしょうか。世界最大の政府間組織である国連は、信頼を構築し、二極化を最低限に抑え、誤報に対処するために、そのエビデンスとデータをどのように活用できるのでしょうか。
今回の対話では、アリソン・スメイル、ステファン・デュジャリックの両氏が、ヒラリー・マクブライド国連大学広報部長とともに、新たなコミュニケーションのモデルと、それが国連と社会全体に及ぼす影響について話し合います。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(11月12日(月)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
対談者について
アリソン・スメイル氏は、国連広報局グローバル・コミュニケーション担当事務次長です。国際ジャーナリズムの世界で40年に及ぶ経験を有するスメイル氏は、ニューヨーク・タイムズ紙ベルリン支局長、パリのインターナショナル・ヘラルドトリビューン紙編集長、ニューヨーク・タイムズ紙外信部長補など、業界で最も権威ある要職を歴任してきました。それ以前には、UPIとAPの中欧・東欧支局長も務めました。
ステファン・デュジャリック氏は、アントニオ・グテーレス国連事務総長の報道官です。2005年から2006年にかけてはコフィー・アナン事務総長の報道官、2006年から2007年にかけては潘基文(パン・ギムン)事務総長の広報副部長も務めました。その他、デュジャリック氏は国連で広報局ニュース・メディア部長と国連開発計画(UNDP)広報部長も歴任しています。デュジャリック氏は国連に加わる以前、10年間にわたってABCニュース・テレビネットワークに勤務し、ニューヨークやロンドン、パリの報道局でさまざまな職務をこなしました。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 1階アネックス・スペース