本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は2017年3月28日に、オックスフォード大学で行われている国連ガバナンスと改革に関するプロジェクト(Project on UN Governance and Reform )のディレクターであるサム・ドウズ氏との対談「新国連事務総長の課題と機会」を開催いたします。
国連大学対談シリーズ:「新国連事務総長の課題と機会」
日時:2017年3月28日(火)18:30-19:30
場所:国連大学本部2Fレセプションホール
言語:英語
参加費:無料
締切:2017年3月27日(月)
中東やアフリカの長引く紛争問題から、移民問題、気候変動問題まで、一国だけで解決できない世界的な課題が増えています。地域的または国際的に連携した対応が必要とされている一方、多国間機関の重要性と妥当性を疑問視する声が大きくなっています。このように一部で多国間主義に対する信頼が失われ ― 加えて、世界の政治的・経済的勢力は南方および東方へ移行しており、また地域特有の貧困と地球温暖化への取り組みは複雑であることから ― 国際連合(国連)は変化する時代の要求に対応するようさらに強く迫られることになるでしょう。国連は、時代に合わせた体制に刷新することができるのでしょうか。新たな若い人材を惹きつけることができるでしょうか。また、活発な協調関係を構築し、組織を前進させることができるのでしょうか。
今回の対談では、サム・ドウズ博士がデイビッド・マローン国連大学学長とともに、試練の時代における国連の今後と、機会の時代に向けてアントニオ・グレーテス新国連事務総長はどのような組織のかじ取りをすればいいのかを検証していきます。
国連大学対談シリーズは、ご参加の皆さまとの交流の促進を目的としています。すべての参加者は、対談中、また対談後のレセプションにおいて、講演者に直接質問することができます。また、対談後に提供される飲みものとビュッフェ形式の軽食をとりながら、意見交換や新たな人脈作りの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(3月27日(月)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
サム・ドウズ氏は、オックスフォード大学で行われている国連ガバナンスと改革に関するプロジェクト(Project on UN Governance and Reform )のディレクターです。この30年間さまざまな国連関係のポジションを務めてきました。2012年から2013年まで英国内閣府の課長補佐を務め、持続可能な開発目標の設定について首相および首相特使に助言を行いました。それ以前には、外務英連邦省(英国)の多国間政策局で主任分析官を、2000年から2003年までは、コフィー・アナン国連事務総長室のファースト・オフィサーを務めました。2004年に英国国際連合協会の事務局長となり、その後、国連財団の上級顧問、英国代表に選任されました。
ドウズ氏は、国連に関する著書を13冊出版しています。『The Oxford Handbook on the United Nations(オックスフォード・ハンドブック:国際連合)』(2008年)および国連に関する雑誌論文集成全8巻『The United Nations(国際連合)』(2015年)の共同編集も行っています。また、共著として『The United Nations: A Concise Political Guide(国際連合:簡潔な政治手引書)』(1994年)、『The Procedure of the UN Security Council(国連安全保障理事会の流儀)』(2014年)があげられます。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 2階レセプションホール