本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
国連大学は2月28日、駐日ブラジル大使のアンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ氏との対談「効果的外交の構築術、その美学と本質」を開催いたします。ぜひご参加ください。
日時:2018年2月28日(水)18:30-19:30
場所:国連大学本部2Fレセプションホール
言語:英語
参加費:無料
締切:2018年2月27日(火)
外交は、一般市民の目にはなかなか触れにくく、外交的努力の成果も、一般から認識されることはほとんどありません。それでも、ブラジル建国時の国境問題に関する交渉のように、効果的な外交は、緊張状態の平和的な解決をもたらしてきました。効果的な外交はまた、各国が将来の課題について、野心的な話し合いを行うことも可能にしてきました。こうした成果の事例は、環境の分野で顕著であり、「オゾン層の保護のためのウィーン条約」と「国連気候変動枠組条約」は、国連で普遍的に批准された数少ない条約のうちの2つです。効果的な外交は、その重要な貢献が認識されず、忘れられてしまうこともありますが、上記のような二国間、多国間の成果を可能にしてきたのです。外交において、どのような次元や側面が鍵を握るのでしょうか。効果的な外交はどのように構築、実践されているのでしょうか。
今回の対談では、コヘーア・ド・ラーゴ氏が、国連大学のデイビッド・マローン学長とともに、歴史を紐解きながら、外交と巧みな交渉が、困難な状況の打開に役立った事例について話し合います。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(2月27日(火)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
駐日ブラジル大使のアンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ氏は、在スペイン、チェコ、米国、アルゼンチンのブラジル大使館と、ブリュッセルの欧州連合代表部での勤務経験の持ち主です。本国では、持続可能な開発、エネルギー、気候変動などの分野で活躍し、最近ではリオ+20会議のブラジル交渉責任者と、ブラジル外務省環境局長も務めています。
建築評論家として定評のあるコヘーア・ド・ラーゴ大使は、オスカー・ニーマイヤーやクラウディオ・ベルナルデス、パウロ・ヤコブセンなどの建築家の作品や、ブラジル近代建築に関するものを含め、数点の論文や研究書の著者としても有名です。2014年のベネチア・ビエンナーレ国際建築展では、ブラジル展示館の責任者を務めたほか、今年は建築界で最も権威ある「プリツカー賞」の審査員にも選ばれています。
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国連大学 2階レセプションホール