本ワークショップでは、国内外の専門家35名程度により、現在設立に向けた検討が進められているIPBESの活動の柱の一つである生物多様性と生態系サービスに関する評価等について検討が行われます。本ワークショップの成果は、本年10月及び年明けに予定されているIPBES総会に提供される予定です。
IPBESは、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する役割が期待されている政府間のプラットフォームとして設立に向けた検討が進められているものであり、生物多様性版のIPCCと呼ばれることもあります。
2010年12月の第65回国連総会において、UNEPに対してできるだけ早期にIPBESの態様や体制を決定するための総会の開催を要請する決議が採択され、これを受けてUNEP主催によるIPBESに関する総会が、本年10月及び来年の前半に開催される予定です。
本ワークショップは、このような動きを受け、以下を目的として開催されます。