2011年3月11日に東日本大震災により被災した里海及び里地・里山では、復旧のためのさまざまな取組が行われています。国連大学高等研究所（UNU-IAS）ではその一環として、東日本大震災復興支援シンポジウム－里海・里地・里山の復興をめざして－を開催します。
本シンポジウムでは復旧を復興につなげるために、被災前から存在していた少子高齢化、後継者不足等による担い手不足等の課題への対応とともに、生物多様性及び地域文化等の重要性をふまえつつ、里山、里地、里海の連環を通じた地域再生の可能性について議論し、地域の方々による復興に向けた取組みに寄与することを目的としています。
なお、シンポジウムの成果は、Sustainable Ocean Initiative (SOI) 及びSATOYAMAイニシアティブの関連取組みとして生物多様性条約第15回科学技術助言補助機関（SBSTTA）会合等を通じて、国際的にも発信を行う予定です。
詳細はUNU-IASのウェブサイトをご覧ください。