国連ユニタール広島事務所長の隈元 美穂子所長を招き、「国連で働く毎日とは?」をテーマに話を聞きます。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」の第4回イベントとして、オンライン形式で開催します。
近年、コロナやウクライナ危機を筆頭に世界情勢は目まぐるしく変化し、SDGs達成に向けた努力に影を落としています。この様な状況において、国際連合が果たすべき役割は今まで以上に重要となっています。その一方で、国連というのは非常に大きな組織で、実際にどの様な活動をしているのかが分かりにくいとの声もよく聞きます。国連に20年以上勤務する隈元氏から、国連の一組織である国連ユニタールの活動や日本が国連の活動に貢献する意義について聞き、また、ご自身が苦労されたことや失敗談なども交えて国連での勤務の日々について伺います。
国連大学のオンライン「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」は、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、講演者にQ&A機能を通じて質問することができます。時間の関係上、全ての質問にお答えできない場合もあることを予めご了承ください。
また、Twitter や Facebook やLinkedInでも本対話シリーズについて発信していきます。
第4回のイベントは日本語のみで開催いたします。参加は無料ですが、事前登録が必要です (6月20日(月)締め切り)。 参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。イベント当日に、ご登録された皆様にZoomのリンクをメールにてお送りします。
プレゼンテーターについて
隈元美穂子UNITAR広島事務所長
隈元美穂子氏はユニタール(UNITAR:国連訓練調査研究所)の広島事務所長および持続可能な繁栄局局長を務めています。
ウェストバージニア大学(アメリカ)心理学部卒業。九州電力で企画部国際関係を担当し、その後再び渡米してコロンビア大学修士課程にて開発経済を学ぶ。2001年からジュニアプロフェッショナルオフィサー(JPO)として国連開発計画(UNDP)ベトナム事務所に勤務。その後、ニューヨーク本部でアフリカ適応プログラムなど様々な能力開発事業に取り組み、2011年には4カ月間、UNDPサモア太平洋事務所にて紛争、復興、環境、気候変動担当の事務所代表代理を勤める。2012年よりUNDPインドネシア事務所にてシニアアドバイザーとして勤務。2014年1月にUNITAR広島事務所長に就任し、2019年9月からは持続可能な繁栄局局長を兼任。
「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」について
BIG IDEASシリーズは、2015年に国連サミットで採択された17の目標と169のターゲットからなるSDGsに焦点を当て、関連する研究事業に従事する研究者や国際機関のリーダー、国連大学研究所所長等をゲストとして招き、現在進行形の最先端研究を積極的に紹介していきます。このことで、SDGsに関する具体的な研究やアイデアを周知、共有して、日本、さらには日本を超えての研究や議論を活発化していくことを目的に企画されました。特に、本企画が、大学・研究機関の若手研究者、大学院生のみなさんにとって、さまざまな困難、課題に直面している今、持続可能な開発目標の中身をより身近に感じ、積極的に関わるきっかけになれば幸いです。