成田詠子 国連人口基金(UNFPA)駐日事務所長をお招きし、「若者のための技術革新の活用:大きなアイデアから大きな成功?」をテーマに話を伺います。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式で開催します。
日時:2023年6月20日(火)18:00-19:00(日本時間)
場所:オンライン(Zoom ウェビナー)
言語:英語
参加費:無料
登録締切:2023年6月19日(月)
UNFPAでは、国連世界食糧計画(国連WFP)のブロックチェーン技術により資金、食料、水と衛生、医療など、複数の種類の援助のトラッキング、調整、供給を可能にするプラットフォーム「Building Blocks」を活用しています。UNFPAとWFPはパートナーシップを組み、女性や少女たちに援助物資を届けるだけでなく、物資の支給を通じ、行動変化を促進しています。これは、UNFPAがバングラデシュで2021年から行っているイノベーションを生かした取り組みです。
この技術により、受益者は「スーパーマーケット」的な方法で援助物資を受け取ることができます。すなわち、店主が各受益者に給付すべき物資等を項目ごとに確認し、製品や数量を選び、物資の給付を完了させることができます。したがって、少女たちは生理用ナプキンや食料品を地元のWFP認定店で受け取ることができるようになります:全部まとめて、自宅の近くで、そして自分が行けるタイミングで。
このパイロット事業を通じ、バングラデシュの首都ダッカのスラム街にて生理用ナプキンの配布を成功裡に行うことができました。しかしながら、このイノベーションにはどのような背景があるのでしょうか。また、そもそも成功とはどのような状態を指すのでしょうか。大きなアイデアには成功だけでなく、大きなリスクや課題が伴います。
本対話を主催する白波瀬佐和子国連大学上級副学長と共に、成田詠子代表は、国連が機敏にかつ信頼を損なわない方法で、失敗から学んで前進するためにはどうすれば良いか、現場ではどのようなことが必要かについてお話します。対話を通じ、ダッカ最大のスラム街であるバシャンテクやドゥアリパラでの物資給付の経験をご紹介します。
また、Twitter や Facebook やLinkedInでも本対話シリーズについて発信していきます。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
参加は無料ですが、事前登録が必要です (6月19日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。
成田詠子氏は国連人口基金(UNFPA)の駐日事務所長を務めています。
経歴等に関してはUNFPAのウェブサイトをご覧ください。