田瀬和夫SDGパートナーズCEOを招き、「SDGsの世界観と社会共創のための思考方法」をテーマに話を聞きます。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式で開催します。
日時:2022年11月1日(火)18:00-19:00(日本時間)
場所:オンライン(Zoom ウェビナー)
言語:日本語
形式:30分プレゼン、30分質疑応答
参加費:無料
登録締切:2022年10月31日(月)
日本では近年、企業活動や自治体、学術機関などさまざまなセクターのあらゆる活動において、SDGsの認識は浸透してきた一方で、SDGsが目指す社会の共創のためのアプローチや思考がより一層求められるようになりました。それぞれのアクターが、社会においてSDGs達成ならびにサステイナビリティ実現に向けた共創のための具体的なアプローチを見出すためには、SDGsの本質的な世界観とそれに基づく根源的な思考について理解することが重要です。
SDGsが目指す世界像は、個別のゴールのみに着目するのではなく、前文をはじめとする全体のストーリーから読み解くことができます。そのストーリーを通して、SDGsとは、世代を超えて、すべての人が自分らしく、よく生きられる世界を目指していると言うことができます。
白波瀬佐和子国連大学上級副学長が主催する本対話で、SDGパートナーズ有限会社の田瀬和夫CEOが、SDGsが目指す社会の共創を実現していくための論理として、「逆算思考(SDGsサンドイッチ理論)」と「連関思考(SDGsドミノ理論)」の二つの思考方法を紹介し、この二つの思考を基に、企業活動や自治体の施策などにサステイナビリティの考えを落とし込む方法について話します。イベント後半30分では質疑応答に移り、ご参加の皆さまは、Zoom WebinarのQ&A機能を利用して講演者に質問することができます。時間の関係上、全ての質問にお答えできない場合もあることを予めご了承ください。
参加は無料ですが、事前登録が必要です (10月31日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。イベント当日に、ご登録された皆様にZoomのリンクをメールにてお送りします。
プレゼンテーターについて
田瀬和夫氏は、サステイナビリティ・コンサルティングに特化するSDGパートナーズ有限会社のCEOを務めています。
東京大学工学部原子力工学科卒、同経済学部中退。1992年外務省に入省し、国連政策課、ニューヨーク大学法学院客員研究員、人権難民課、アフリカ二課、国連行政課、国連日本政府代表部一等書記官等を歴任。2001年より2年間、緒方貞子氏の補佐官として「人間の安全保障委員会」事務局に勤務。2005年に外務省を退職し、国際連合事務局・人間の安全保障ユニット課長に着任。2010年より3年間、パキスタンにて国連広報センター長を務める。2014年に国連を退職し、デロイトトーマツコンサルティングの執行役員および同社CSR・SDGs推進室長に就任。2017年に独立し、SDGパートナーズを設立。2019年には、実際に社会に持続的インパクトをもたらすべく、事業会社としてSDGインパクツを設立。2021年にはニューヨークのサステイナブル・カフェ「Think Coffee」の日本誘致のためThink CoffeeJapan株式会社を設立。私生活においては、9,000人以上のメンバーを擁する「国連フォーラム」の共同代表理事を務める。