国連開発計画(UNDP)アフリカ局チーフエコノミストのレイモンド・ギルピン氏をお招きし、「21世紀を取り戻す:アフリカの経済構造改革」をテーマにお話を伺います。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式で開催します。
日時:2023年7月19日(水)18:00-19:00(日本時間)
場所:ハイブリッド(対面およびオンライン)
言語:英語
参加費:無料
登録締切:2023年7月18日(火)
近年、「急成長するアフリカ」というナラティブがメディアや政治において浸透しつつあり、アフリカ大陸を見る視点が変わってきていました。ガバナンスの改善、力強い人口動態、デジタル技術やパートナーシップ多様化の後押しを受けた自前のイノベーションなど、アフリカの未来は明るく見え、G7広島サミットでもグローバル・サウスとの関係強化がクローズアップされました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的流行や気候変動による被害、現在の地政学的な緊張状態の影響など、重なる近年の危機によって何十年もの開発の成果が脅威にさらされ、アフリカ大陸の直近の未来に暗雲が立ち込めました。危機はもちろん、大規模は混乱と破壊をもたらし得ますが、同時に、創意工夫や連帯を生む可能性も秘めています。
そして今、アフリカの国々や市民は、自分達の未来を再考する機会を得ています:より自立し、繁栄し、脆弱性が少なく、連帯した未来を。より公平で、持続可能で強靭な未来に向け、アフリカが構造的・経済的変革を遂げるための基礎は、既にできています。アフリカ域内の貿易拡大や、才能ある若年層の急成長、そしてアフリカ大陸で進む急速なデジタル改革など、アフリカでは新たなチャンスがあふれています。
ギルピン氏は本対話を主催する白波瀬佐和子国連大学上級副学長と共に、より公平で持続可能で強靭な未来に向けたアフリカの経済構造改革の可能性について議論します。本イベントでは、進化を続ける世界でアフリカ大陸の権力構造や経済の変革を遂げるために必要な基礎を紹介しつつ、アフリカ大陸の人々や世界中のパートナーたちが享受し得る豊富な機会についてお話しします。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
対面参加は、こちらからご登録ください: https://go.unu.edu/O8uEh
オンライン(Zoomウェビナー)参加は、こちらからご登録ください:https://go.unu.edu/q4sVS
本対話シリーズについて、Twitter や Facebook やLinkedInでも発信しております。ぜひフォローをお願いします。
レイモンド・ギルピン氏は、ニューヨークにある国連開発計画(UNDP)アフリカ局でチーフエコノミストおよび戦略・分析・調査チーム長を務めています。
詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。
(対面参加の場合)
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学本部2Fレセプションホール