「女性のHIV予防:ジェンダー不平等に科学で対処する」カライシャ・アブドゥル・カリム博士との対話

イベント
  • DATE / TIME:
    2023年4月4日    18:00 - 19:00
    場所:
    オンライン

    カライシャ・アブドゥル・カリム南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター(CAPRISA)次長を招き、「女性のHIV予防:ジェンダー不平等に科学で対処する」をテーマに話を聞きます。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式で開催します。

    日時:2023年4月4日(火)18:00-19:00(日本時間)
    場所:オンライン(Zoom ウェビナー)
    言語:英語
    形式:30分プレゼン、30分質疑応答
    参加費:無料
    登録締切:2023年4月3日(月)

    サハラ以南のアフリカでは、15歳から24歳の若い女性のHIV感染が不相応に多く、彼女たちの高いHIV感染率を減らすことは、世界的なHIV流行を押さえるために重要です。しかし、感染を減らすには、女性をHIVに対し脆弱にする根本原因としてジェンダーによる力の格差を是正し、同時にHIV予防技術や教育へのアクセスを改善するという、統合的なアプローチが必要です。

    本対話を主催する白波瀬佐和子国連大学上級副学長と共に、アブドゥル・カリム博士が、HIV感染率が最も高い人々に既存のHIV予防技術が届いていない現状について考察します。対話では、経口曝露前予防(HIVに曝露する可能性がある前に、抗HIV薬を服用して予防)などの女性発のHIV予防技術や、なぜそうした技術に関する認識とアクセスを向上することが重要であるかについて議論します。また、性教育、性と生殖の健康(SRH)に関するサービス、そして若い女性の高いHIV感染率の原因である社会的・行動的要因に対処する努力を合わせた、長期的な戦略の必要性にも触れます。

    イベント後半30分では質疑応答に移り、ご参加の皆さまは、Zoom WebinarのQ&A機能を利用して講演者に質問することができます。時間の関係上、全ての質問にお答えできない場合もあることを予めご了承ください。

    国連大学の「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」は、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、質疑応答の際に講演者に質問することができます。時間の関係上、全ての質問にお答えできない場合もあることを予めご了承ください。

    また、Twitter や Facebook やLinkedInでも本対話シリーズについて発信していきます。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    参加は無料ですが、事前登録が必要です (4月3日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。

    プレゼンテーターについて

    Photo: Rajesh Jantilal

    カライシャ・アブドゥル・カリム博士は感染症の疫学者であり、30年以上にわたり世界におけるHIV予防に、特に女性のための予防技術の分野で貢献してきました。現在は、南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター(CAPRISA)次長を務め、2022年には第4回野口英世アフリカ賞を受賞しました。

    詳細な経歴に関しては、英語版イベント情報ページをご覧ください。