自然の危機:生物多様性に関する世界目標の達成に必要なこと

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イベント
  • DATE / TIME:
    2024年7月23日    18:00 - 19:00
    場所:
    東京
    パックストン美登利 国連開発計画(UNDP)政策・プログラム支援局自然環境 (ネイチャー ハブ) 部長をお招きし、「自然の危機:生物多様性に関する世界目標の達成に必要なこと」をテーマに話を伺います。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、ハイブリッド形式で開催します。

    日時:2024年7月23日(火)18:00-19:00(日本時間)
    場所:国連大学12階会議室/オンライン(Zoom ウェビナー)
    言語:英語
    参加費:無料
    登録締切:2024年7月22日(月)

    世界は自然と気候の二重の危機、すなわち地球の危機に直面しています。世界経済フォーラムのグローバルリスク報告書 2024年版では、今後10年間に人類が直面する最も深刻なリスクとして、異常気象、地球システムの危機的変化、生物多様性の喪失と生態系の崩壊、天然資源の欠乏を挙げています。この憂慮すべき傾向に歯止めをかけるため、2050年までに自然と調和した世界を実現するという世界的なビジョンを達成するための道筋を示した、歴史的な「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が2022年に合意されました。同枠組の重要な要素として、2030年に向けた23の目標が掲げられています。

    これらの目標は気候関連の目標やその他多くの持続可能な開発目標を達成するための前提条件です。生物多様性喪失の要因は、分野横断的なシステムやグローバルなシステムなどに組み込まれているため、この23目標に世界が真剣に取り組むのであれば、さまざまなシステムの転換が不可欠です。例えば、持続可能ではない生産と消費のシステムや、経済や財政において自然が持つ価値が認識されていない現状などを転換させる必要があります。

    本対話を主催する白波瀬佐和子国連大学上級副学長と共に、パックストン 美登利UNDP政策・プログラム支援局自然環境 (ネイチャー ハブ) 部長は、国連の開発部門であるUNDPが、新たに立ち上げた「2030年に向けたネイチャー・プレッジ(自然のための誓約)」を通じて、これらの複合的な問題にどのように取り組んでいるかを明らかにします。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    参加登録

    参加は無料ですが、事前登録が必要です(7月22日(月)15:00 締め切り)。

    対面参加は、こちらからご登録ください:https://go.unu.edu/u01OD 
    オンライン(Zoomウェビナー)参加は、こちらからご登録ください:https://go.unu.edu/LzIPC

    対面参加の場合、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたします。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    本対話シリーズについて、X(旧Twitter)や Facebook やLinkedInでも発信しております。ぜひフォローをお願いします。

    プレゼンテーターについて

    Photo: Provided by Midori Paxton / UNDP

    パックストン美登利氏は、国連開発計画(UNDP)にて政策・プログラム支援局の自然環境 (ネイチャー ハブ) 部長を務めています。「2030年に向けたネイチャー・プレッジ(自然のための誓約)」のもと、世界生物多様性枠組、土地劣化の中立性、気候変動とSDGsのための自然に基づく解決策、その他の多国間合意を実施するためのさまざまな行動で140カ国以上を支援するUNDPの活動を主導しています。専門分野は、生態系管理、生物多様性保全、海洋と水のガバナンス、環境ガバナンス、食料システム、生物多様性ファイナンス、自然と人々のための価値転換行動変容をめぐる活動など多岐にわたります。

    パックストン氏の詳細な経歴に関しては、 英語版のイベント情報ページをご覧ください。